特に春夏は注意!肌質判断を間違えると、肌にダメージを与えることに
肌質の中でも、特に混合肌は脂性肌と間違いやすいのでケアを誤りがち。間違ったスキンケアで症状が悪化すると、肌トラブルやシミ、たるみなど老化の原因にもなるので注意を。
特に春夏の環境は、混合肌になりやすく、見た目は潤っているようでも、実際は水分不足というケースも少なくありません。混合肌も、表面的な症状は脂性肌と似ていますが、お手入れ方法は異なりますので、正しい対策を実践して健康的な肌を手に入れてください。
肌質診断の間違いやすいポイント
私は脂性肌(オイリー肌)だから、クリームはつけないで化粧水と美容液のみ。というのが間違った肌質認識で一番多いパターン。実際の肌質は、本人が思う肌質と違っていたという場合が少なくありませんので、しっかり自分の肌の状態を把握することが大事です。
①脂性肌だと思っていたら、実は混合肌
「脂性(オイリー)肌」は油分も水分も多い状態ですが、自分は脂性肌と思っている方でも、実際は「混合肌」の場合が多いです。肌は水分不足を起こしていますので、しっかり部分ごとにケアしていく必要があります。
②脂性肌だと思っていたら、実は乾燥肌
乾燥肌で油分も水分も足りない状態なのに、自分の肌は脂性肌だと勘違いする人も。間違いがちなポイントは、油分・水分不足が原因で皮脂が過剰に分泌してしまうことにあります。特に春夏は、皮脂や汗で表面上は潤っているように感じますが、実は乾いてしまっていることに気づかず、いつのまにか肌の内側の水分量が減少していることもあるので要注意です。
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どんな肌質でも、スキンケアの目的は「油分と水分のバランスをととのえる」こと
毎日のスキンケアで大切なのは、油分と水分のバランスを整え普通肌の状態に近づけること。それぞれの肌質に合わせたおすすめのスキンケアはありますが、そもそも最初の肌質判断を間違ってしまうと、お手入れしても良い肌状態に近づくどころか、ますます肌トラブルを起こすことも。
油分と水分のバランスを整え普通肌に近づけるためには、まず自分の今の肌状態をしっかり見極め、正しく肌質のジャッジをすることが大事です。
(石川佳奈先生)
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