バストの悩み【離れ乳】の特徴とは?鏡の前で簡単チェック&原因を知って改善しよう

バストトップが外側に向いている、カップ数はあっても谷間がきれいに作れないなど、離れ乳に悩んでいる女性は意外と多いもの。離れ乳を改善するためには、原因を知って正しい対策をすることが重要です。この記事では、なぜ離れ乳になるのか、離れ乳の特徴や原因、簡単にできるチェック方法から対策方法まで詳しく紹介しています。

離れ乳とは

離れ乳とは、左右のバストが離れてしまい、バランスの良くない状態のこと。上手く谷間が作れない、ブラジャーを外すと平らになってしまう、そんな悩みを持っている女性は離れ乳かもしれません。まずは、離れ乳の特徴を紹介します。

【特徴①】谷間が上手く作れない

離れ乳の場合、カップ数はあっても両胸が離れているので、パッドを使わなければ谷間ができづらい傾向にあります。また、谷間を作ってもバストが離れているために不自然な形になってしまうことも。その他、バストに女性らしいボリューム感がないので、実際のサイズよりも小さく見えてしまうこともあります。

【特徴②】ブラジャーから余分な肉がはみ出る

離れ乳はバストトップの位置が下がっているため、ブラジャーに収めたバストが背中や脇に逃げやすいのも特徴です。背中や脇から余分な肉がはみ出やすいので、ブラジャー周りが盛り上がって太って見える、または老けた印象を与えることもあります。

【特徴➂】デコルテにボリューム感がない

ブラジャーを正しく着けると、デコルテにボリュームができるのが通常です。しかし、離れ乳はバストにハリがなく左右に離れているため、デコルテに膨らみを作れません。ブラジャーを着けてもふっくらとしたバストができないのも離れ乳の特徴です。

(広告の後にも続きます)

離れ乳になる原因

離れ乳になる原因は、筋肉量やクーパー靭帯などさまざまです。ここでは、離れ乳の主な原因を紹介します。自分に当てはまるものがないか確認してみてくださいね。

【原因①】クーパー靭帯の衰え

クーパー靭帯とは、バスト全体を包み込んでいる結合組織のことで、バストを吊り上げて支える働きをしています。クーパー靭帯によってバストのハリや形は保たれていますが、一度伸びたり切れたりすると元には戻りません。クーパー靭帯の衰えは、バストの垂れや形が崩れる原因となります。激しい運動によって生じるバストの揺れも、クーパー靭帯にダメージを与えてしまうので注意が必要です。

【原因②】筋肉の衰え

加齢や運動不足による胸筋の衰えも、離れ乳の原因の一つです。女性はもともと男性よりも筋肉量が少なく、クーパー靭帯を支える大胸筋も強くありません。デスクワークなどで体を動かすことが少ない人は、筋力不足になりがちです。

また、姿勢が悪くなると小胸筋も収縮してしまいます。小胸筋は、バストを内側に寄せて、左右に流れるのを防いでくれる筋肉。そのため、小胸筋がしなやかでやわらかい人は、きれいなバストの形を保てるのです。

胸周りの筋肉が固くなると、姿勢が悪くなったり巻き肩になったりするため、小胸筋に負担がかかります。大胸筋や小胸筋の衰えやコリは離れ乳の原因となりますので、筋力の向上が大切です。

【原因➂】ブラジャーを着けていない

休日や就寝時にノーブラで過ごしている人は、バストを支えるものがないためクーパー靭帯に負担がかかり、離れ乳になる可能性が高まります。

また、バストのやわらかい脂肪は流れやすいため、寝ている間に横に流れたり、寝返りをうつことで移動したりします。それにより、形崩れやクーパー靭帯へのダメージにつながるのです。

【原因④】うつぶせで寝ている

うつぶせ寝は胸に体重がかかるため、クーパー靭帯に負担をかけます。また、バストが押しつぶされて横に流れ、左右に広がってしまうことで離れ乳になる可能性を高めます。バストへダメージを与えないために、うつぶせ寝は避けた方が良いでしょう。

【原因➄】加齢による変化

年齢を重ねると、体型と同様にバストも変化していきます。上胸部分のボリュームが落ちて下向きに垂れると、バストが外側に流れるため離れ乳に。また、加齢によって脂肪がやわらかくなるのも、バストが流れやすくなる原因となります。

育乳で美しいバストを手に入れよう!垂れたり縮んだりする原因・その対策 – Her ELEGANCE

女性の胸は、加齢や出産などによって下垂や萎縮など、さまざまな変化が現れます。そのため、年齢を重ねても美しい胸を保つためには育乳が欠かせません。本記事では、胸が垂れたり縮んだりする原因、効果的な育乳とバストアップ方法、マッサージの仕方や産後の変化対策などを紹介します。