オーバーヒートした時の修理費用目安

オーバーヒートした車を修理する場合、費用の目安は、以下のようになります。

■修理費用の目安
冷却水の交換・補充:1000~4000円
エンジンオイルの交換・補充:1000~1万円
ラジエーターの修理・交換:2万~10万円
冷却用ファンの交換:2万~10万円
ラジエーターホースの漏れ止め・交換:1万~3万円
ウォーターポンプの修理・交換:1万5000~8万円
サーモスタットの修理・交換:5000~2万円
エンジン交換:20万~100万円以上

症状が軽度であり、冷却水やエンジンオイルの交換や補充で解決できるレベルであれば、1万円以下の出費で済むこともあります。一方で、重度になるまで放置し、エンジンの焼き付きなどが生じている場合、エンジン交換も含め100万円以上の出費となる可能性もあります。

また、あまりに状態が酷く広範囲に影響が出ている場合には、修理自体が行えず、廃車になることもあります。

以上、オーバーヒートについて解説しました。
今年2024年の夏も猛暑が予想されており、オーバーヒートが起こりやすい環境となるため、冷却水などのチェックを日頃から徹底しておきたいところです。またオーバーヒートは放置するとより症状が重くなりますので、もし走行中に違和感や前兆を感じられた場合には、できるだけ早めにディーラーや整備工場などで点検を受けておきましょう。