ジジ・ムラカミさんが抱く日本での目標
ジジさんは日本のコミックイベントは未経験とのこと。
「旦那さんが日本人なので、何度か日本を訪れたことはありますが、コミックイベントには参加したことはありません。日本でも出展してみたいです」と希望を語りました。
もし日本のイベントに参加するなら、オンラインを通して知り合った日本人の漫画家たちに会ったり、好きな漫画家を見に行ったりしたいそうです。
「出版社に頼らず成功している同人誌の漫画家もいると聞きました。個人だけで全てをやりくりする方法などを聞いてみたいです」といい、日本のインディーの漫画家を参考にしたいと話します。
日本のコミックイベントに参加して、日本の漫画文化をさまざまな角度から知りたいと思う海外の漫画家も多いかもしれません。
ジジさんが会いたいと思う漫画家は「とんがり帽子のアトリエ」の白浜鴎さんと「ダンジョン飯」の九井諒子さんでした。
「トロントのコミックイベントでの白浜さんのサイン会は抽選に外れてしまったんです」と、ジジさんは残念そうに明かします。
彼女の将来の目標は、日本で漫画を出版することだそうです。
「日本の働き方は海外とは違うので、少し不安ですが、日本の出版社から漫画を出してみたいです。」と話します。
さらに「日本に移住して、自分のスタジオを持ちたいです」と続けました。
日本の漫画から影響を受けた海外の漫画家は少なくありません。
またジジさんのように、日本で漫画を描くことを目標にしている人も多いでしょう。
日本のコミックイベントでも、作品スタイルの多様性だけでなく、さまざまなバックグラウンドを持つ作家たちの参加が増える日がくるかもしれないですね。