夏は恋の季節、そこで過去5万本の記事より大反響だった禁断の恋にまつわる話をピックアップ!(初公開2022年11月5日 記事は取材時の状況) * * *
若者の草食化が指摘されて久しいが、年とともに下半身機能が低下しやすい高齢者たちはいかに? 取材を通じて見えたのは想像以上の“肉食ぶり”だった。
◆10歳下の女性と禁断の恋に興じる65歳
「今は10歳下の女性と週1で会ってます。もちろん、毎回“する”。薬は使うけど。週3は銀座などのクラブに行って夜遊びしてきたから、嫁からは『オンナはつくっても子供だけはつくるな』と言われてます(笑)」
このように自身の禁断の恋を赤裸々に語るのは、外資系企業に勤務する65歳の服部さん(仮名)だ。これまで抱いた女性の数は「250人以上」。いずれも“プロ”ではなく、一般の女性だという。
「今の彼女はフェイスブック経由で仲良くなったけど、その前の彼女は海外出張のときに機内で口説いた30代のCAでした。僕が60歳になるまで付き合ったかな。
名刺を渡す? そんなダサイことしませんよ。夜、消灯して客が寝静まったところでギャレー(厨房設備)に行くんです。するとCAがコーヒーを飲んでいたりするので、一杯もらいながら話して『今度、ご飯でも』と誘う。必ず『お友達も連れておいで』と付け加えて。そうすると高確率で“釣れる”んです。2、3回食事したら、だいたいホテルまでは行ける」
◆増加する「肉食系高齢者」
近年、性に対する関心が薄れている若者が増えていると言われている。6年おきに実施されている「青少年の性行動全国調査」(日本性教育協会・’19年版)を見ても、’05年をピークに若者のキスやデート、性行為の経験率は下がり続けている。
実は、そんな草食化する若者とは対象的に、服部さんのような肉食系高齢者が増えているのだ。60歳以上の男性向け専門派遣型ヘルス「こころあわせ」の代表者も次のように話す。
「すでにコロナ前の客足が戻って、じわじわと増え続けています。人生100年時代じゃないけど、確実にパワフルな老人は増えている。『ワクチン接種済みのいいコをお願い!』なんて予約を入れてくる方が多いので(笑)」
◆出会いの場になっている“ジジババ合コン”
実際、取材を進めると数々のエピソードを聞くことができた。
「50代以上の男女の出会いの場になっている“ジジババ合コン”って知ってます? 役所で発行してもらえる独身証明書を提出しないと参加できないものが多いんだけど、常連たちが独自に“ぬるい”合コンを開いているワケ。
そこはもう独身も既婚もお構いなし。5対5で飲んでたのに、いつのまにか60代の男女がホテル街に消えていくなんてのはしょっちゅう。おれもお持ち帰りした彼女と2人でバイアグラ飲んで楽しんだり(笑)」
こう話すのは63歳の会社経営者・遠野さん(仮名)。
◆数年前に奥さんを亡くして以降、女性の尻を追いかける日々
遠野さんは数年前に奥さんを亡くして以降、月1でイチャキャバに通いつつ、ジジババ合コンで女性の尻を追いかけているという。
「コロナで減ったけど、またLINEグループで合コンの誘いが増えてきた。オレは段ボール箱いっぱい、海外製のバイアグラを家にストックしてあるから準備は万全。自由が丘や麻布、銀座あたりでジジババがワイワイやってたら、だいたい合コンだよ。もはや、合コンってのは若者の特権じゃねーのよ!」
という具合に溢れ出るエピソード……。性を謳歌する老人たちに若者も学ぶべき!?
取材・文/週刊SPA!編集部 グラフ/ミューズグラフィック