5.対面キッチンのリフォーム事例4選
費用相場はわかりましたが、実際に対面キッチンへリフォームした方がどのくらいの費用がかかったのかも気になりますよね。
ここでは、キッチンのリフォーム事例を4つご紹介します。
スタイリッシュな対面キッチンへリフォーム
半独立だったキッチン前の壁を撤去し、洋室をダイニングにすることで対面キッチンへとリフォームした事例です。
元ある間取りを活かし、限られた範囲内で対面キッチンを実現しました。
40年 |
サンワカンパニー グラッド45 |
125万円 |
109万円 |
1か月 |
出典:http://www.8044.co.jp/gallery/1090
大容量収納を備えたシックな対面キッチンへリフォーム
壁付けキッチンを半畳分ほど移動させ、対面キッチンへとリフォームした事例です。
リビングに十分な広さがあったため、キッチンを移動させても圧迫感が出ることはなく、開放的な対面キッチンへと生まれ変わりました。
15年 |
トクラス ベリー |
161万円 |
105万円 |
1か月 |
出典:http://www.8044.co.jp/gallery/836
既存設備を丸ごと取り換え対面キッチンへリフォーム
閉鎖的だった独立キッチンの壁を取り払い、対面キッチンへとリフォームした事例です。
キッチンのちょうど正面にリビングがあったため、雰囲気はがらりと変わったものの、移動を伴わない形で対面キッチンを実現できました。
15年 |
LIXIL リシェルSi |
176万円 |
73万円 |
3週間 |
出典:http://www.8044.co.jp/gallery/899
壁を取り壊して日が当たる対面キッチンへリフォーム
閉鎖的だったキッチン前の壁を取り払い、開放的な対面キッチンへとリフォームした事例です。LDKとつながりを持たせるとともに、リフォーム前に悩みだった日当たりの悪さも解消できました。
14年 |
157万円 |
20万円 |
1か月 |
出典:http://www.8044.co.jp/gallery/479
キッチンはどれを選べばいいの?という方はこちらの記事を参考にしてください。
キッチンリフォームのプロが選ぶ!おすすめキッチン8選
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6.実用的な対面キッチンにするためのポイント
対面キッチンはリビングとダイニングの空間に馴染むように、デザイン性を考慮する必要がありますが、忘れてはいけないのが“実用性”です。
最後に、実用的な対面キッチンにするためのポイントを3つお伝えします。
①収納スペースを考えておく
壁付けキッチンから対面キッチンへのリフォームでは、背面にカップボードを置いたり造作棚を設けたりすることで収納量が増える場合もあれば、収納スペースを確保できず、収納量が減ってしまう場合もあります。
キッチン本体のレイアウトもとても大切ですが、同時に収納についても考えなくてはなりません。
収納スペースの確保が難しいときには、吊り戸棚を設置したり、キッチン横に収納を含めたパントリーを作ったり、収納に困らないプランニングが必要です。
②使う人に合わせた高さのキッチンを取り付ける
対面キッチンに限ったことではありませんが、作業台(天板)の高さは使いやすさに直結します。作業台が高すぎると肩に負担がかかり、低すぎると腰に負担がかかります。
使いやすいキッチンにするためには、自分の身長に合わせた作業台の高さを選ぶことが大切です。
高さを決める目安は「身長 ÷ 2 +5cm」なので、身長が155cmの方は「155cm ÷ 2 +5cm=82.5cm」が理想の高さとなります。
キッチンの高さは5cm刻みにしているメーカー(商品)が多いので、自分の身体にぴったり合うサイズにするためには、1〜2.5cm刻みで高さを変えられるものを選ぶと良いでしょう。
③キッチンのリフォームが得意なリフォーム会社に相談する
壁付けキッチンから対面キッチンへのリフォームは、レイアウトや間取り変更、配管の移動を伴う場合が多く、プランニングだけではなく、施工管理の知識と経験が問われます。
「想像よりも使いづらかった」「配管を移動したせいで水漏れした」など施工後の後悔やトラブルを避けるためには、キッチンのリフォームが得意なリフォーム会社に相談することが大切です。
経験豊富な業者であれば、長年培った知識と経験を活かして設計や提案をしてくれるでしょう。