ほぼ同時期にがんの診断を受けたことで、チャールズ国王との絆を深めたと報じられているキャサリン皇太子妃。義理の父で、ウィリアム皇太子との間の3人の子どもたちの祖父である英国君主チャールズ3世国王陛下のことを、親近感のある愛称で呼んでいることが明らかになった。マリ・クレール インターナショナルの英国版デジタル記事よりお届け。
キャサリン皇太子妃の、チャールズ国王に対する親しみある呼び名が明らかになった。それはとても素敵なものだった。
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この夏、キャサリン皇太子妃は、2024年3月、がん診断の公表後初めて、いくつかの公式行事に復帰し、話題の中心にいた。
3児の母である42歳の皇太子妃は、種類は明かされていないものの、がんと診断され、治療を終えるまでの間、世間に「時間と空間とプライバシー」を求めた。
チャールズ国王もまた今年2月、種類は特定されていないが、がんと診断された。1月、キャサリン皇太子妃が入院中、国王は同じ病院で前立腺肥大症の治療を受け、その結果、2人はとても親しくなり、ともに回復につとめ、絆を深めたと言われている。
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報道によると、英国君主はキャサリン妃が療養中、最大の支援者の一人であり、彼女のことを、ことあるごとに「最愛の義理の娘」と呼んでいる。そして専門家によると、キャサリン妃もチャールズ国王に親しみある愛称をつけており、宮殿の閉ざされた扉の向こうでは、「グランパ(おじいちゃん)」と愛情を込めて呼んでいるという。
「キャサリン妃はチャールズ国王といつも親しい関係を築いてきましたが、今回のこと(病気)でより距離が縮まりました」と、ある王室の友人は米誌『Vanity Fair』で語っている。「チャールズ国王はキャサリン妃のことを慕っており、彼女がこのような事態の中で示した勇気をとても尊敬しています」
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「チャールズ国王は(3月に健康状態について発表したキャサリン妃の)動画の収録を全面的にサポートしていました」とその情報筋は続けた。「彼は、自分が受け取った多くの応援メッセージに勇気づけられており、キャサリン妃が世間から同じような応援を得られることがわかっていたのです」
英誌『OK!』によると、チャールズ国王は舞台裏でもキャサリン妃を守るために多大な努力をしているという。義理の娘に対して度を超えた行動をしたり、批判したりする者は「厳重に戒められる」危険にさらされていると、ジャーナリストのクリストファー・アンダーセン氏が伝えている。
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「他の王室メンバーや廷臣たちも、キャサリン妃について否定的な言葉を口にすれば、国王から強く叱責(しっせき)される危険性があることを知っています」とアンダーセン氏は述べている。「チャールズ国王はまた、キャサリン妃がいつ、どのような形で公の場に復帰するかについて、誰も関わるべきでないと明言してきました」
キャサリン妃が王室の職務に完全復帰するのがいつになるかはわからないが、彼女は回復に向けた英国民の継続的な支援に感謝している。
translation & adaptation: Akiko Eguchi
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