ツタ(ナツヅタ)の名前の由来や花言葉
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ツタという名前の由来は諸説ありますが、「つたう」が有力とされ、他の木や岩肌に伝って伸びる様子から、「つたう」が変化したものだと考えられています。別名のナツヅタは、前述の通り、夏に葉を茂らせて花を咲かせ、冬には落葉して見えなくなることから。また、ツタの樹液はほのかに甘く、古来甘味料の採取に利用されたという説から、アマズラ(甘葛)の別名もあります。
ツタの花言葉は、「永遠の愛」「結婚」です。つる植物らしい、結びつきの強さを表す花言葉です。
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ツタの代表的な種類
ツタという言葉は、ツタ属全体を指すこともあります。ツタ属の中から、ここでご紹介しているツタ(ナツヅタ)以外にも、ガーデニングでよく利用される代表的な種類をいくつかご紹介します。
アメリカヅタ
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アメリカヅタは小葉が5つ集まり、掌状に広がる葉が特徴です。夏の青い葉や秋の紅葉が美しく、壁面緑化にもよく使われています。別名バージニアクリーパー。
ヘンリーヅタ
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ヘンリーヅタは他のツタに比べて成長がやや緩やかで、管理しやすいため、最近人気が高い種類です。こちらも鮮やかな紅葉が楽しめます。
ヴェイチイ
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ツタ(ナツヅタ)の園芸品種で、一般種に比べるとやや小ぶりな葉を持ち、生育も穏やかで育てやすい品種です。