貯金ゼロから確実に貯める方法とは?
空っぽの財布
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貯金がないのは自分だけじゃなかったと、ホッとされた方も多いかもしれませんね。でも、この結果に安心してはいけません。ここから、どうやってお金を貯めていけばいいのか、ちょっとしたコツをお伝えします。
・少額でも毎月決まった額を貯金する
FPとしてまず始めてほしいのは、3000円でも5000円でもいいので、毎月決まった金額を貯金するということです。
なかには、その金額が捻出できない人もいるでしょう。その場合は、毎月の支出にどこか無駄がないか振り返ってみてください。 家計簿をつけろとまでは言いませんが、支出を把握することで、どこか節約できる箇所が見つかるはずですよ (携帯代を払いすぎていたとか無駄遣いしていたとか、貯金なしとなる原因はどのようなものか毎日の生活を振り返ることで見つけやすくなります)。
・貯まったら何をするか決めて、まずは10万円貯金を目指す
そして毎月5000円の貯金でも1年続ければ6万円です。最初の目標は低めに設定し、まずは「10万円」貯めることを目標にしてみましょう。10万円貯まったら次は「30万円」「50万円」と金額を増やしていくとよいでしょう。
何のために貯金をするのか、その貯金の目的が明確になっている方が、より楽しく貯金ができると思います。例えば、30万円貯めて海外旅行へ行くとか、50万円貯めて憧れの一人暮らしを始めるなど、夢や目標を明確にしてどんどんお金が貯まっていく過程を楽しんでください。
貯め方のコツは使い方を決めておくこと。無目的の貯金よりはるかに貯金のペースが上がります。
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20代社会人におすすめは「積み立て投資」
財政事情を話し合うカップル
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毎月貯金するクセができれば、次は資産運用にもチャレンジしてみましょう。
今まで貯金もできなかったのに資産運用と聞くと、銘柄選びや投資のタイミングなど何やら難しそうな気もしますが、それらをプロに任せる投資信託であれば、抵抗感も少しは軽くなると思います。
20代の資産運用は、貯金できたお金を一気に投資するのではなく、毎月3000円や5000円と少額でもいいので、積み立て投資を始めることをおすすめします。証券会社によっては、毎月500円から積み立て投資ができるところもあります。
例えば毎月1万円貯金ができている人であれば、半分の5000円を投資信託で積み立てるとか、まずは少額から始めてみてください。