その3:夫婦で共同管理


同じ口座
【画像出典元】「iStock.com/Milan_Jovic」

共通の口座をつくり、夫婦でお金を出し合って管理する方法です。

【メリット】
・支出、残高など夫婦どちらも把握できる
・夫婦別々に貯蓄できる

【デメリット】
・それぞれ自由に使えるお金が多く、個人の支出が増える
・どちらがどれだけ負担するのか不明瞭

共働きの家庭におすすめのパターンです。家計の透明化についてはとても良いのですが、個々で使えるお金が多い分、それぞれがいくら貯蓄しているかなどは把握しておく必要があります。

(広告の後にも続きます)

その4:費用項目別に夫と妻が別々に管理


電卓
【画像出典元】「iStock.com/Nuthawut Somsuk」

妻は食費と光熱費、夫は家賃と保険、教育費というように、費用項目別に夫婦それぞれ支払いする方法です。

【メリット】
・自分の収入は自分で管理できる
・自立した管理ができる
・夫婦別々に貯蓄ができる

【デメリット】
・自由に使えるお金が多く、個人の支出が増える
・光熱費など、月によって支払額が流動的になる

こちらも共働きに多い方法。自立心が強く、どちらもそれなりの収入があるカップルにおすすめです。お互いのお金の動きがまったくわからないので、定期的に貯蓄額のチェックなどは必ず行いましょう。


カップルの家計
【画像出典元】「iStock.com/Geber86」

自分たちに合うお財布管理の方法は見つかりましたか?ぜひ結婚前にどのルールでお金を管理をするのか夫婦で話し合ってください。

どの家計管理の方法もメリットデメリットがありますが、共通していえることはお金の動きを透明化し、夫婦で把握しておくことが大切だということ。お互いに定期的にお金の動きをチェックして浪費をなくし、病気になったときや老後を直前にして「お金がない!」ということのないようにしましょう。

▼関連記事
お金で夫婦喧嘩しないために、FP推奨の「もめない家計管理術」

「お金が貯まる夫婦と貯まらない夫婦」の違い、実例で紹介