一般的に、高齢出産とは35歳以上での初産を意味するそうです。34歳で結婚した晩婚の私は、1人目から必然的に高齢出産になりました。リスクが高いといわれる高齢出産をするにあたり、思ったこと、起こったことなど私の体験をお話しします。
すぐに2人目ができると思ったら…
34歳で結婚。スロースターターではあるものの、結婚後、割とすぐに妊娠し35歳で第1子を出産しました。このときすでに高齢出産でしたが、結婚後すぐに妊娠したので、「自分は妊娠しやすい体質に違いない!」と思い込んでしまったのがそもそもの間違いでした。
1年の育児休業後、職場に復帰しましたが、「またすぐ産休に入るのも気が引けるし、私がいない間サポートしてくれた人のためにも仕事を頑張らなくちゃ。上の子とは2・3歳差でいいかなあ……」などと思った私は、しばらく子作りをセーブしていました。
しかし、2年が過ぎ、そろそろかなと思って時期をみてトライするも、今度はなかなか妊娠できず……。夫は同じ年齢ですが、女性と違って焦る気持ちもないのであまり理解が得られず、協力的でないことに怒りも……。毎月来る生理に落ち込み、もやもやした日々を過ごしていました。
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2人目不妊からの第2子妊娠!しかし…
これが2人目不妊か……と悩みましたが、ほぼフルタイムの仕事と上の子を抱えて、不妊外来へ通院することもできず、ただただ日々が過ぎていくばかりでした。
それから1年以上過ぎたある日、ついに妊娠検査薬におしるしが! 待望の第2子妊娠です! うれしい半面、上の子のお迎えで残業ができなかったり、上の子の病気などで急に休んだりするので、仕事は常にパンパン。帰宅後のサービス残業や、お迎えに間に合わなければ駅まで走って電車に飛び乗るなんてこともザラだったある日、休日出勤のさなかに不正出血! まだ妊娠9週目だったので慌ててネットで調べるも、「妊娠中の不正出血はよくあること」という記事を複数見つけてホッとし、「明日は病院に行く日だからそのとき診てもらおう」と仕事を続けました。
しかし、すぐに止まるかと思っていた出血は夜中になっても止まりませんでした。そして次の日、診察してみると、おなかの中は空っぽになっていました。