26年北中米サッカーワールドカップ(W杯)アジア最終予選が2024年9月5日、埼玉スタジアムで行われ、日本が7-0で中国に勝利した。

「中国男子サッカーチームの日本戦史上最大の敗北」

試合は日本が前半12分に主将のMF遠藤航(31)がヘディングシュートを決め先制。前半終了間際にMF三笘薫(27)のヘディングシュートで追加点をあげ、2点差で前半を折り返した。

後半に入っても日本の勢いは止まらない。MF南野拓実(29)が後半7分と13分に連続で得点。その後も攻撃の手を緩めず、MF伊東純也(31)、FW前田大然(26)、MF久保建英(23)がゴールを決め、計7得点で大勝した。

最終予選初戦で幸先のよいスタート切った日本に対して、歴史的大敗を喫した中国。複数の中国メディアが日本戦を速報し、敗因などを分析した。

スポーツメディア「新浪体育」(ウェブ版)は、「中国は日本に対して0-7で敗れた。これは、中国男子サッカーチームの日本戦史上最大の敗北。ワールドカップ予選における1試合での最多失点、そしてワールドカップ予選における最大の敗北だ」と散々な結果に言及した。

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「日本代表は最初から最後までゴールを決めるのに忙しく…」

「新浪体育」の記事によると、サッカー解説者の蘇東氏が試合後、中国版Xの「微博(ウェイボー)」に次のようなコメントを投稿したという。

「日本代表は最初から最後までゴールを決めるのに忙しく、中国代表はボールを拾うのに忙しかった」と皮肉交じりに批評し、こう続けた。

「悲しくて、情けなくて、腹立たしい中国サッカー。中国サッカー協会と中国サッカー選手がもっと努力することを願っています。この0-7の敗戦は、私たちに自分自身をはっきりと見せつける痛打だった。骨を削って毒を治すという決意がなければ、これはほんの始まりにすぎませんが、この経験から学ぶことができれば、将来この0-7に感謝するかもしれません」

日本の次戦は、10日に敵地で行われるバーレーン戦。中国はホームでサウジアラビアと対戦する。