7.ユニットバスのサイズに関するよくある質問

ここでは、ユニットバスのサイズに関するよくある質問について答えていきます。

ユニットバスの最小サイズは?

現在、市場で提供されているユニットバスの最小サイズは「1014」です。幅100cm×奥行140cmの非常にコンパクトなサイズで、0.75坪程度のスペースに設置されるマンションや集合住宅に適しています。

このサイズは幅が100cmしかないため、入浴時に足を曲げる必要があり、高身長の方には窮屈に感じられることがあります。また、洗い場も狭くなる傾向があり、浴室内の設備は最小限に留められることが多いです。

一般的なユニットバスは、壁・天井・床・浴槽が一体化しているのが特徴ですが、中には床と浴槽が一体化した「浴槽一体型」もあります。このタイプでは、さらに小さな「0816(幅80cm×奥行160cm)」サイズを提供しているメーカーもあります。

ユニットバスの最大サイズは?

日本国内で主流のメーカーが提供しているユニットバスでは、「1818(幅180cm×奥行180cm)」や「1624(幅160cm×奥行240cm)」が最大サイズとして一般的です。これらのサイズは、特に広い浴室を確保できる戸建て住宅でよく使われます。

一部のメーカーでは、幅2m以上の大きなユニットバスも開発されていますが、メンテナンスの手間やコストパフォーマンスの面でデメリットがあり、一般にはあまり普及していません。

ユニットバスのサイズの測り方は?

ユニットバスのリフォームを考えた時に気になるのが、自分の家に設置可能なユニットバスのサイズはどれかということです。

自宅のユニットバスのサイズを知ることで、各種メーカーが出す多数の商品の中から選択肢を絞ることができ、自分に合ったユニットバスを選びやすくなるメリットがあります。

実際にご自身で計測する際は、以下の3か所を計測しておくと検討に必要な情報が揃いますので参考にしてください。

浴室全体の幅(浴槽または洗い場の長辺)

浴室全体の奥行(浴槽と洗い場の短辺を合わせた長さ)

浴槽の幅(頭側から足側までの浴槽の内寸)

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8.まとめ

今回はユニットバスのサイズについて解説しました。ユニットバスにはさまざまなサイズがあるため、まずはご自宅の浴室の広さを確認し、適合するサイズを選ぶことが重要です。快適な浴室を実現するためには、ユニットバス本体だけでなく、洗い場や浴槽のサイズも確認しておくとよいでしょう。

もし、希望するサイズが浴室に合わない場合は、浴室を広くするリフォームが必要になるかもしれません。ただし、最近ではユニットバスのサイズだけを拡張できる商品も登場しているため、コストを抑えたい場合は、そのようなユニットバスの採用も検討してみてください。

また、浴室リフォームをどの業者に依頼すればよいか迷っている方は、以下の記事でお風呂リフォーム会社の選び方を解説しています。

お風呂リフォームの会社選び|おすすめの依頼先やチェックポイントを解説

さらに、ユニットバスのリフォームに際して補助金が利用できる可能性もあります。断熱やバリアフリーのリフォームでは補助金を活用できることがあるので、詳細についても以下の記事をご覧ください。

【2024年度】お風呂リフォームで使える補助金は4種類!申請方法も解説