学生のころは運動部に所属していた私。思い返すと、20代半ばまでは全力で走り回れました。でも40代になり、体のあちこちがたるんだり違和感が出たり……。この不調の原因の1つは筋力不足に違いないと、緩いペースで「筋活」を始めています。ところが、残念なことに膝が痛くなりだしました。その原因は間違ったストレッチの仕方にあるとわかった体験談を紹介します。
治まっていたのに!膝の痛みが復活
1年半くらい前から、子どもを後ろに乗せて自転車をこぐと何だか膝が痛い気が。今まではもっと負荷があっても平気だったのに、毎朝自転車をこぐのがつらい。最初はこぎ始めだけだったのですが、数カ月すると自転車をこいでいる間中、常に痛い気がします。
整形外科を受診すると、筋力不足を指摘されました。ウォーキングやスクワットが良いとおすすめされて試してみると、1カ月ほどで膝の痛みを感じなくなっていました。
その後あまり運動せずに過ごしていたのですが、 数カ月前から二の腕のたるみ改善のための筋トレや代謝を上げるためのストレッチを自己流で始めました。ところが自己流筋活を始めて1か月ほどたち、慣れてきて少し楽しくなり始めたころにまた膝が痛くなりだしたのです。
10年以上まったく運動していなかった私にすれば、このところ筋トレをしていて、体調も良くなりそうな気がしていたのでショック。
ネットで調べると筋量を上げるためには下半身、特に太ももなど大きな筋肉がポイントというのを読んだことがあったので、筋量アップに加えて質を高めるためにストレッチも良いだろうと熱心にストレッチをしていました。ストレッチといっても布団に入りながら片方の脚を折り曲げて、子たちを寝かしつけつつ太ももの前を伸ばしていただけですが。寝転びながらできるので、ラクしてストレッチもできて良いと思っていたのです。
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絶対にしてはいけないストレッチだった!?
膝が痛くなってから、同世代や少し年上のママ友に「最近膝が痛いんだけど……」と話をしてみてもあまり共感してもらえず。もしかして私の老化が早いということかなと思い、ドキドキしながらネットを見ることに。これ以上膝の痛みを悪化させないためにはどうしたら良いのか?と気になりました。
ネットでふと見た、とあるストレッチ解説によると、自分がしていたストレッチは絶対にしてはいけないストレッチの1つと書いてあり、びっくり。正座の状態から体を後ろにそらすストレッチは、よくおこなうけれど実は膝の半月板過負荷や腰椎過負荷のリスクがあるそうです。子どもから大人まで絶対にしはいけないのだとか。まさかNGストレッチの典型だとはつゆ知らず、私は昔からこのストレッチを本当によくおこなっていました。もちろん片脚だけでもいけないのだそうです。
また、膝が痛いときは深く曲げることは避けたほうが良いのだとか。正座や和式トイレも良くないようです。私は子どものころから正座が好きだったのですが、今はできるだけ正座をしないよう、洗濯を畳むときなどは低い椅子に座って作業をしています。