膝の痛みと付き合っていくには



とはいえ痛むからといって、膝を使わなさすぎるのも良くないのだとか。膝を支える筋力が不足すると、膝関節の軟骨に負担が掛かってしまうのだそうです。過度な負担が掛かった膝関節軟骨は少しずつ消耗し、一度摩耗したら元には戻らないそう。

そこで、膝に負担が掛からないよう一般的に運動はジョギングではなくウォーキングをおこなうのが良いようです 。家にいるときは太ももを鍛えるため椅子に座ったまま膝が真っすぐになるまで、膝下を90度ゆっくり上げ下げするトレーニングをしています。また血行を良くするためお風呂の中で膝の周りをもんでみています。

膝は状態にもよりますが冷やすよりは温めるほうが良く 、下半身を冷やさないよう長ズボンをはく日々です。私自身もともと内股で、内股で歩くのも膝に負荷が掛っていると知ったので、それ以来、台所で立っている姿勢や歩き方も内股にならないよう気を付け始めました。

さらに私はこれまで自分自身の姿勢の悪さに気付いていながらも、なかなか改善することができませんでした。でも痛みなどの不具合が出てきて、なるべく体に負荷のかからない状態を目指そうと、40代にしてやっと本気で姿勢を改善しようという気になっています。

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まとめ

膝を曲げないように生活し出して数日ですが、1日中気になっていた膝の痛みはましになっているように思います。膝は痛みだすとなかなか良くなることはないそう。痛みがましなうちに筋力を蓄えておくのが良いだろうと、歩けるときは自転車を降りて歩いています。日ごろの運動不足に加え、若くはないのでけがのリスクが怖くて思いっきり運動することもほぼありません。将来の膝の調子も気になります。

膝の痛みが治まればもしかするとジョギングならできるのかもしれませんが、スポーツや運動会で短距離走やリレーに一生懸命取り組む子どもたちを見て、私自身は思いっきり走ることはもうできないのだなと改めて少し寂しく感じました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

著者/福田 紗希
40代主婦。育児、家事、時々パートに励む。今までとは違い疲れがとれにくい、肌荒れがひどいなどの体質の変化が始まり、加齢を実感。これからの人生について模索中。