毎日の生活、気持ちを左右するインテリア。
暮らしやすさを作る機能やルールと、自分らしさを映すセンスを両立している人の部屋づくりから、ヒントをもらいます。
今回お宅を拝見したのは・・・
整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト141㎡
生方 悠さん
141㎡に、ご夫婦と5歳の娘さん、猫のニコちゃんの3人+1匹暮らし。月数回行うルームセミナーが人気。Instagram:@ubu_maison
緑がいちばん映える暮らしを目指して
生方さんのいちばんお気に入りの場所が、植物をふんだんに配したリビング。
植物が立体的に見えるよう、吊るしてディスプレイするほか、要所要所に間接照明を配置。
白を基調に、ステンレスやシルバーなど清潔感のある色で統一された生方悠さん宅のインテリア。
色選びから部屋作りをはじめたのかと尋ねてみたら、「まずは植物です。夫婦ともに植物に囲まれて暮らしたいと思っていて。グリーンがいちばんきれいに映える背景が、白と黒、ステンレスだったんですよね」
照明用のダクトレールも植物を吊るすために設けたのだそう。
「植物を立体的に見せたくて2列通しています。それが部屋作りをするうえでいちばんこだわったポイントですね」
植物を美しく見せるために照明の使い方にも工夫が。
「スポットライト照明も植物に当たるように設置しています。大きな植物の裏にも照明を置いたりして、葉の影が壁に映し出されるのを楽しんでいます」
整理収納に本格的に取り組むようになったきっかけは娘さんの成長とともに、ものが増えたこと。
「子どものものって色数が多いので、収納棚やケースも色を合わせて、ごちゃごちゃして見えない
ようにカラーコーディネートしています。色がそろっているだけで整って見えますよね」
鉢植えではなく枝ものの観葉植物なら、季節に応じて模様替えも可能。
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扉を開けてもワクワクする収納をめざしています
いちばん使う場所こそ使いやすく&美しく
生方さん宅の心臓部がこのリビング収納。
日常使うものをここに集約、ひんぱんに扉の開け閉めがされるため、人に見られることを想定して収納ケースを厳選、大中小を組み合わせたグリッド収納にしました。
ケースにラベルを貼り、どこに何が入っているか一目瞭然。
ものが帰る場所をはっきりさせることで、整理整頓の習慣が身に付きます。
ケースもDIYでひと工夫。100円ショップの仕切りスタンドを接着し、立てかけ収納の利便性をアップ。生方さん宅の収納スペースには各所に「とりあえずBOX」も用意。
分類できないものや、少しの間だけ取っておきたいものを入れておきます。