占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、9月後半の暦占いをお届けします。

9月後半は、二十四節気における【秋分(しゅうぶん)】の頃です。秋分の日は日本でも良く知られており、祝日になっています。

秋分の日は朝と昼の明るく日が出ている時間と、日が沈んだ夜の時間が同じ長さになる日であり、この日を境にしてだんだんと夜の時間が長くなっていきます。

日が暮れるのが早くなると、夏の終わりをひしひしと感じるもの。また、やってくる秋冬の気配も一層濃く感じられるものですよね。

ちなみに秋分の日を中日とした前後三日間は、先祖をしのび、供養する秋のお彼岸となります。
そもそも秋分の日が祝日とされている趣旨も『祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ』ためだとされています。これは意外と知られていないかもしれませんね。

9月後半にはイベントも多く、9月16日は敬老の日、9月17日は十五夜のお月見です。16日はあなたの祖母や祖父に何かプレゼントを贈るのも良いでしょうし、17日はお月見を楽しむのも良いですね。

さて今月後半、もっとも運気の良い日は

◆9月26日◆

になります。この日は

・巳の日(みのひ)
・天一天上(てんいちてんじょう・てんいつてんじょう)

の2つの吉日が重なる日でもあります。

・巳の日(みのひ)
巳とはすなわち蛇のことです。そしてこの蛇とは、財運と美、芸術を司る弁財天の使いとされています。そのため、蛇が司る巳の日は、弁財天の加護がある日とされ、財運を引き寄せ、美や芸術に関する技能の向上を見込めるとも言われています。

財産を増やしたいなら、この日に何かやってみると良いでしょう。また、歌や踊り、音楽にまつわる才能を伸ばしてくれる日とも言われているので、これらの練習をするといいかもしれません。

・天一天上(てんいちてんじょう・てんいつてんじょう)
天一天上は、『どこにいっても吉となる時期』です。このいわれは、すでに平安時代からあったとされます。

この世には、天地をめぐり四方をめぐる天一神(てんいちしん)という神様がおり、この神様のいる方角に人が向かうと凶とされていました。しかし天一天上の時期は、この天一神が地上にはおらず天に昇ることから、全方位どこへ行っても吉となる日が続くと言われます。

ただし天一天上の時期は、天一神に代わり日遊神(にちゆうしん)という神様が地上にいるとされています。この神様はきれいな場所が大好きで、汚い場所が大嫌い。掃除を怠ると災いを呼ぶとも言われています。天一天上の時期は、掃除を怠らないことです。

今月は、9月26日~30日までの期間がこの天一天上にあたります。この日程で、掃除をするのもおすすめです。

9月26日にやってみると吉なラッキーアクション♪

◎投資で成功したいあなたは

蛇モチーフのものを何か身に着けてみましょう。蛇は巳の日の守り神、弁財天の使いであり、財運をもたらすめでたいモチーフです。蛇柄のお洋服や小物、バッグ、あるいは蛇皮を使ったお財布、あるいは蛇モチーフのアクセサリーなど色々あるので、気に入ったものを使ってみてくださいね。

◎パートナーとのケンカを減らしたいあなたは

おはぎを作って二人で食べること。もしお相手やあなたがおはぎが苦手なら、あんこのお団子や、あんころもちなど、あんこを使ったお菓子を作って一緒に食べるのもOKです。この日におはぎ、あるいはあんこを使ったおやつを一緒に食べると、ケンカを遠ざけてくれる兆しです。

◎得を運ぶ人と繋がりたいあなたは

この日はあなたに仕事上のメリットを運んでくれる人に出会いやすい日です。方法は二つ、新しい場所に顔を出すこと、あるいはあなたの友達の友達と会ってみることです。特にあなたの友達が人格者だったり、社会的立場が高かったりするとより運気が引き寄せられます。新しい場所に行くも良し、友達の友達に会うも良し、お好きな方を試してみてくださいね。

◎肩こり・腰痛を軽減したいあなたは

26日は、肩こりあるいは腰痛を軽減するのに良い日です。この日に肩こりや腰痛のシップや薬を試すことや温かいお湯に浸かること、温泉などでの湯治などを試してみましょう。肩こり・腰痛を軽減するための運動や、新しいお医者さんにかかることなど、症状を良くしようとする行動はすべて吉となります。あなたの症状が良くなるきっかけになりそうな兆し。

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9月後半、他に運気の良い日は?

9月29日
一粒万倍日(一粒の種まきで万の実りがある日。何かをスタートさせると吉)

9月30日
建(十二直の中での大吉日。お金、婚礼、祭祀吉)
大安(何事も吉となる日)