ものの魅力が生きる飾り方を考える

キッチン、ダイニング、書斎……と、それぞれの空間に合った飾り方を意識することで、ものの魅力が引き立ちます。
「赤みがかった茶色のヴィンテージデスクは、他の空間とテイストが違うため、室内窓で区切った書斎へ。壁には古賀充さんの作品を飾っています」


手に入れたアイテムを、他の用途で使うのも小林さんの得意技。
「傘立てにしたのはアンティークのミルクピッチャー。


彫刻家・坂本紬野子さんのドーナツ型のオブジェにはエアプランツを挿しています。


画集を挟んだ木の枠は、古いラケットのカバー」


間伐材を使った棚の上には、造形作家・Birbira のオブジェや花器を飾って白一色の空間に。
「色や素材に共通点があるものをまとめてグルーピングすると、ものが多くても散らかって見えません」

撮影/松村隆史 文/工藤花衣

大人のおしゃれ手帖2024年9月号より抜粋
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