余ったごはんのリメイク術

ここでは、冷蔵庫で保存してパサパサになったごはんのリメイク術や、パサパサした食感の外国産米をおいしく食べる方法をご紹介します。2024年はコメ不足の対応策として外国産米を販売する店舗が登場しています。外国産米のうち、タイやベトナム、インドなどで広く親しまれているインディカ米は粘り気が少なくパラパラとした食感が特徴です。

ごはんのパサパサした食感が気になるときは、水分や油などを加えて食感を変えるほか、ソースを絡めるなどパラパラのごはんと相性のよいメニューにするとおいしく食べられます。

チャーハン

水分が少ないパラパラのごはんはチャーハンを作るときに好都合。冷やごはんをそのままフライパンに入れるとほぐすのに時間がかかるので、冷やごはんの場合は電子レンジで温めてから使いましょう。

焼きおにぎり

おにぎりの表面にしょうゆや味噌を塗って焼くことでカリッ・じゅわっとした食感になります。好みでゆず味噌やねぎ味噌を塗ったり、お茶漬けにしたりとアレンジも楽しめます。

雑炊・リゾット

汁気の多い雑炊やリゾットもおすすめ。雑炊はごはんと野菜や魚介類、鶏肉などをだし汁でさっと煮て作ります。リゾットはイタリアの米料理で、米をオリーブオイルやバターで炒めてからスープを加えて煮るのが一般的です。具材は野菜や魚介類、きのこ類、チーズなどがよく使われます。

ドリア

ドリアはごはんの上にホワイトソースなどをかけてチーズをのせてオーブンで焼いたもの。とろりとしたソースがごはんに絡んで絶妙な味わいに。簡単に作りたいときは、ごはんの上に市販のミートソースとチーズをのせて、オーブントースターで焼き色がつくまで焼くだけで即席ドリアが完成します。

カレーライス

水分や粘り気の少ないパラパラのごはんはカレーライスと好相性。カレーソースがごはんと絡みやすく、カレーの味が引き立ちます。

五平餅

五平餅は愛知県や長野県の郷土料理。パサパサのごはんもつぶして五平餅にアレンジすればおいしいおやつに。作り方は、温かいごはんをつぶして平たく丸くし、フライパンなどで両面を焼き、さらに味噌だれをたっぷり塗ってこんがり焼けば完成です。味噌だれはすりつぶしたごまとクルミ、味噌、砂糖、酒を鍋に入れて軽く煮詰めたものを使います。

(まとめ)
お米は適切な炊き方や保存をすることでよりおいしく、安全に食べることができます。余ったごはんも上手にアレンジして最後まで楽しく味わいましょう。

構成/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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