ノルウェー産の生サバが2024年9月20日に羽田空港に到着し、同日午後から東京スカイツリー内の商業施設「東京ソラマチ」で提供されている。

現在国内で食べられているサバのほぼ半数はノルウェー産で、これまでは冷凍したものを船で日本に輸送してきた。そんな中で、ノルウェー産の「生サバ」を21年に日本航空(JAL)グループが日本で初輸入し、今回が4年目の取り組みだ。

イベントはノルウェー大使館水産部が開いている「ノルウェーシーフードフェス2024」。寿司や炭火焼を売り出すブースに長い列ができていた。

「炭火焼」「寿司」が3000食ずつ振る舞われる

9月下旬~11月初旬頃に旬を迎えるノルウェー産生サバのうち、重さ500グラム、脂肪率30%以上のものを、フランスの新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」にちなんで「サバヌーヴォー」と名付けている。

24年の「サバヌーヴォー」の初荷は9月20日、羽田空港に到着。日本・ノルウェー間に直行便はないため、ロンドン発のJL042便で到着した。24年のイベントでは、超高速凍結技術により実現したという、生食で食べられる加工を行った「サバヌーヴォー寿司」も初めてお目見えした。

イベントの会期は23日まで。「サバヌーヴォー炭火焼」と「サバヌーヴォー寿司」をそれぞれ3,000食、「サーモンBBQ串」が1060食、無料で振る舞われる。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)