人造大理石を取り入れるときのポイント3つ
人造大理石を住宅に取り入れるときのポイントは、以下の3つです。
・特徴を活かせる場所に取り入れる
・メンテナンス性も踏まえて検討する
・ほかの素材も比較・検討する
住宅内のどの場所に取り入れるのか、快適に住み続けるためのメンテナンス面、代わりとなりうる素材も踏まえた選択が重要になります。
それぞれチェックしていきましょう。
1.特徴を活かせる場所に取り入れる
1つ目のポイントは、人造大理石の特徴を活かせる場所に取り入れることです。これにより、住宅への満足度も高まるでしょう。
人造大理石は素材に天然大理石を用いており、見た目の高級感や硬度の硬さが特徴です。人目につきやすい床材やキッチンのカウンター材として取り入れることで、高いデザイン性と実用性を実現できます。
このように、人造大理石は特徴を意識して配置場所を決めるとよいでしょう。
2.メンテナンス性も踏まえて検討する
人造大理石を取り入れるかどうかは、メンテナンス性も踏まえて検討しましょう。よくある失敗は、デザイン面だけを考えて取り入れてしまい、メンテナンスが大変で後悔するケースです。
たとえば、キッチンカウンターに人造大理石を取り入れた場合、調味料や油による汚れを放置すると変色するおそれがあります。また、包丁によるキズ口からサビが広がってしまうことも考えられるでしょう。
人造大理石の導入は、メンテナンス方法や掃除の方法について理解したうえで検討することが重要です。
3.ほかの素材も比較・検討する
さまざまな素材を比較・検討することも重要です。天然大理石や人造大理石、人工大理石のような特徴をもつ別の素材や、代わりとなる素材はあります。
具体的には、墓石に使われるイメージが強い御影石や、天然水晶や石英を含むクォーツストーンなどが挙げられます。ステンレスと比較して、大理石が本当に必要かどうか検討することも大切です。
高級感のある見た目ですぐに決めるのではなく、数ある素材を比較・検討しながら最も適したものを選びましょう。
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まとめ:人造大理石は天然の大理石を含んだ素材|ほかの素材とも比較・検討して取り入れよう
この記事では、人造大理石の特徴や住宅に取り入れる場合のポイント、天然大理石や人工大理石との比較についてご紹介しました。
人造大理石には天然大理石の素材が用いられており、高級感があります。また、価格は天然大理石に比べると安いため、人気の高い素材です。
一方、人工大理石には天然大理石の素材は含まれておらず、人造大理石に比べると見劣りしてしまいます。ただし、天然大理石より安価な人造大理石と比べても安いことや、加工性が高いことなどから、住宅に取り入れやすい素材といえるでしょう。
このように、天然大理石・人造大理石・人工大理石では価格面や特徴に大きな違いが見られます。さらに、御影石やクォーツストーン、ステンレスなども、大理石の代わりとなりうる素材です。
住宅に取り入れる場合には、さまざまな素材を比較・検討すること、その素材の特徴を活かせる場所に取り入れることを意識すると、失敗を避けられます。
素材にもこだわることで、満足度の高い理想の新築を建てられるでしょう。