賃貸物件の家賃や初期費用が安い時期は6月から8月
カレンダーと一万円札
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賃貸物件の家賃や初期費用を抑えたい場合は、引っ越しのピークがひと段落する4月中旬から8月が狙い目です。4月に転勤となった人の引っ越しもゴールデンウィークごろには一旦落ち着くため、6月以降、大家さんが空室を埋めるために価格を見直すケースが増えます。
特に、企業の異動や転勤なども少なく、天候にも恵まれにくい梅雨の6月から7月までの暑い時期は、引っ越しを計画する人も減るため、家賃の値下げ交渉も有利に進めやすくなります。入居から最初の1カ月分の家賃を無料にするフリーレント物件なども増えやすく、引っ越しにかかる初期経費を安く抑えられる可能性も高いです。
ちなみに、部屋探しのオンシーズンは12月から3月です。特に12月から2月は物件数も多く、新築物件なども探しやすいですが、需要が増えるため、家賃はもちろん、敷金・礼金なども高くなる傾向があります。
新生活に合わせた引っ越しを考えているのであれば、部屋探しのオンシーズン前の契約や引っ越しする人が減る11月を狙いましょう。
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引っ越しと入居に最適な季節は8月と11月
引っ越し業者と女性
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契約内容や引っ越し料金などから、引っ越しと入居に最適な時期を総合的に判断すると、部屋探しがしやすく、引っ越しする人が減る8月と11月がおすすめです。
引っ越しにかかる費用の内訳は、賃貸契約が6~7割、引っ越し業者等の初期費用が3~4割です。
賃貸契約も初期費用も抑えたいのであれば、どちらの費用も下がりやすい8月の引っ越しがベターです。ただ、新生活に合わせて地方から引っ越しをする場合、8月だと早すぎるので、その場合は繁忙期直前の11月を狙うことで、家賃や初期費用を抑えられるでしょう。