Q3 「こなれ感」という言葉をよく聞きますが、どうしたらほどよい「こなれ感」がでるのでしょう。

A3 袖を曲げると、手が細く長く見えます。曲げられるものはとりあえず曲げてみる!くらいの感じで、鏡を見ながらアレンジしてみてください。裾を全部入れずに前だけインするのもいいですね。型が古くて野暮ったいなと思ったものでも、着こなしを変えるだけで生き返るんですよ。シャツだけでなくトップス全般に言えることですが、着物の襟を抜くように襟ぐりを後ろにもっていき、後ろの裾の方が長くなるようにすると、なぜか今風に見えるんです。

シャツをラフに着くずしたら、ボトムはキレイ目なものに。ほどよい「こなれ感」で、おしゃれ上級者に見えますよ。ハイウエストでひざ下丈のペンシルスカートや、ワイドパンツと合わせるのが今年のトレンドです。写真のようなシャツワンピースも、ラフになりすぎないコーデができるアイテムです。秋は一枚で着たり、羽織ったり。冬はざっくりニットを上に着て。季節に合わせて着こなせますよ。

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Q4 秋に買い足すならどんなシャツがいい?

A4 デニムのシャツはどうでしょうか。普段コンサバ系の服が多くてデニムは・・・という人も、この機会にトライしたら、ファッションの幅が広がりますよ。量販店からセレクトショップまで、いろんなショップで出しているので、自分がしっくりくるテイストのものが見つかるはず。定番物ですから、ぜひ上質なものを選んでくださいね。トラディショナルなデニムブランドは、基本的にトレンドに左右されません。そうしたブランドのものを古着屋さんで探してみるのもいいですね。古着ですから、質のいいものをリーズナブルな価格で買えますし、デニムのいい味が出ているシャツを見つけられそうです。

上下をデニムにする「デニムオンデニム」も難易度は高いかもしれませんが、チャレンジしてみては。デニムは重く見えがちなので、袖を曲げたり、ボトムをショート丈にしたりして、デニムの分量を減らすのが、初めてでも上手に着こなすコツです。