2025年春夏パリコレクションが9月22日からスタートしました。10月1日までの期間中、パリ市内のあちこちで開催されるファッションショーやプレゼンテーション、イベントなどを見て回ります。ファッションのことだけでなく、街で見かけた気になること、パリらしいものなどもお伝えします。
マリ・クレールのティーパーティー
パリコレのためにやってきた各国のマリ・クレールの編集長たちが集う「ティーパーティー」が毎シーズン開催されます。毎回、すてきなカフェを会場に、ショーの合間を縫って、交流を深めます。今回の会場はオペラ座の前にある有名な「カフェ・ド・ラ・ペ」。アフタヌーンティーのように様々なスイーツが登場。みんな限られた時間で、めいっぱい情報交換をします。ということで、私も話すのに集中してあまり食べられず。きれいなお菓子の写真を撮るのも忘れましたので、写真はメニューと注文したカフェラテ。3層になってきれいです。
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空調服が登場した「アンリアレイジ」
ホテルに届いたアンリアレイジの箱形の招待状を開けると、中には携帯扇風機。テーマは「風」でした。ファッションとテクノロジーの融合を探求するデザイナーの森永邦彦さん。今回は風を利用して服に命を吹き込み、目に見えない風の力を可視化し、新たなシルエットを作り出すというテーマに挑戦したのだそうです。
暑い夏が続き、日本ではおなじみのファン付きの服「空調服」とのコラボで、使ったテキスタイルは極薄のナイロン。スマートフォンのアプリとファンが連動していて、遠隔操作によって風を送り込むことによって、驚くような形に変化する服が次々に登場。遊び心と奇妙さが同居した世界でした。
text: 宮智 泉（マリ・クレールデジタル編集長）
・パリコレが始まった！【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】
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