大暴落タイフーンの後は、みんな考えること一緒!?

歴史的大暴落となった8/5。あらゆる銘柄が年初来安値をつける中、「落ちてくるナイフをつかむな」ですもんね!と有名な投資格言をもとに、怯えることなくど~んと構えていた私。

ずっとミニ株でゲットするのを狙っていた任天堂<7974>も7/11の年初来高値は9170円、それが8/5に年初来安値6520円、この日の終値だって6607円でしたから「よっしゃ私の手元へようこそ!」とばかりに、ここから回復するタイミングを狙って買おうとワクワクしておりました。

そして翌日、開場前の8:12に見た板では、7607円…。

はい?昨日の終値を見返しますが、確かに6607円。始値は7100円となりましたが、すぐに上がって高値7519円、終値は7507円となりましたとさ。

まあ、みなさん考えることは一緒ですよね。急落下の最中は怖くて手が出せませんけど、一晩経てば「よし!買いだ!」って思いますよね、そうですよね。

となると、この場合の買い時は「落ちてくるナイフそのもの」ってことになりません?血だらけになって掴んでも翌日には上がるから万々歳、ってなりません?確かにどこまで落ちるか分からないですけど「これ明日には上がるんでしょ?」って終値6607円で買えていたら…。

なんて、皮算用もたいがいにしろと叱られそうですが、次にこんな機会があったらぜひチャレンジしてみたいところです。歴史的な下落、そんな頻繁にはないとは思いますけども。

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暴落に負けなかった優良銘柄を心の支えに、マイナスを消していけ!


笑顔の女性
【画像出典元】「stock.adobe.com/Anastasiia」

そんな波乱の8月、あまりの乱高下に証券会社から「所有しているファンドは基準価額が前営業日と比較し、5%以上下落しています」なんて通知が来たほど。ゆるゆるともう10年ほど投資生活をしていますが、コロナショックの時でもこんなお知らせはなかったです。

コツコツ買っている投資信託にも、マイナスが並んだ時はさすがにどんよりと暗い気持ちになりました。しかしこんな時でも1株だけ持っている優良銘柄の花王<4452>は安定のプラスでしたから心強いです。

いや、私これ5111円で買っているんですよね、ちょうど去年に。それが今年5月に年初来高値7064円をつけ、8/5の大暴落でも6000円は切らないんですから、私ったら買い物上手かよ!?って自惚れてしまいそうなほど。配当金も半年に1回、70円ほどが入ってきてくれて、少額ですけど確実に、私の心の支えになってくれています。ラブ、花王。

反面、私のポートフォリオで永遠にマイナスを出し続けている塩漬け銘柄が気になってきました。あんなに「少しでもプラスに戻るまで売らない!」と見ないふりしてしまいこんでいたのが、ここに来てどうにも目につくようになったのです。

これはどんな心理?もしかしたらミニ株で1株だけといえども、常にプラスを叩き出している強い銘柄が私のポートフォリオで輝いてくれているからかも。「こういうのが、もっとほしい…」と心底思った時に、ず~っとある「マイナス」がなんだか重い、無くしたい!と思うようになった感じです。

もしかして、これが「損切り」…?と初めての感情に少しとまどいますが、じゃあいざ売ろう!と思うと「でも昨日より下がっているから、もうちょっと上がったタイミングで…」と、またとりあえず置いてしまいます。相変わらず売買が下手ですが、少しずつ進歩していると信じて今日も値動きをチェックしていきます。