振り返ってみると、私は10代から20代前半はニキビに悩まされ、40代以降は乾燥肌に悩まされてきました。人生の長い期間を肌トラブルに悩んで過ごし肌に良いと思うことをいろいろ実践してきた私が、50代の今、肌トラブルをなくし調子を良くするために大事なことは何だったのかを考察しました。
10代から悩まされた肌荒れ
私の中高生時代から20代前半の悩みは何と言ってもニキビ。額にでき始めたニキビは次第に頬に広がり、常に赤く腫れていました。ホルモンバランスの影響だったのか、生理前に特にニキビが増えて本当に悩まされました。当時は鏡を見ないようにしていたほどです。とはいえ、母からは「ニキビは触らないように」とは言われるものの皮膚科に連れて行ってもらった記憶もなく、初めて皮膚科を受診したのは大学卒業後、就職してからだったように思います。
皮膚科ではホルモン系の薬を処方されましたが、ひどい吐き気をもよおし、夜中に吐いたこともありました。それでも年齢が上がってくるとニキビの症状は次第に良くなり、20代半ばでようやくニキビができにくくなりました。しかし10年以上悩まされたニキビの痕は、残念ながら50代の今でも残っています。
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40代からの保湿対策
40代以降は冬場などに特に肌の乾燥を感じやすくなり、お風呂上がりの保湿に気を付けるようになりました。実家で作った抗菌作用のあるドクダミ化粧水やエイジング効果のある市販のとろみ化粧水など、化粧水はいろいろ試しました。50代の今はゆずの種を焼酎に漬けて作った自家製の化粧水を使っています。私は実家からたくさん送られてくるゆずの皮と実でゆず茶やジャムを作っているのですが、ゆずの実を使ったレシピを検索中に種を使った化粧水の記事を発見。なんでもゆずの種の周りにあるプルプルした成分はペクチンという水溶性の食物繊維で、保湿成分があるとのこと。そこで種を甲類焼酎(何度も蒸留を繰り返す連続式蒸留によって純粋なアルコール分を取り出した焼酎)に漬けて1週間ほど置いてみると、とろみのある化粧水ができました。私は敏感肌なのですが特に肌荒れすることもなく使っています。