若いころから、特別なお手入れをしなくてもツヤのある髪が自慢だった私。けれど45歳ごろから髪質が変わってきました。枝毛ができやすくなり髪にツヤがなくなった上に、毛が細くなりペタンとして……。髪の悩みを美容師さんに相談してみたら、「シャンプーは朝していますか?」と聞かれました。「たしかに朝シャンしているけれど関係あるの?」と思ったのですが、関係大アリだったのです。

朝シャン派から夜シャン派に



美容師さんからのシャンプーは朝しているのかという質問に、朝していると返答。すると、美容師さんは「シャンプーは朝ではなく夜に変えるだけで、髪質が変わってきますよ」と言い、驚きました。

美容師さんの話では、日中髪に付いたほこりやちり、皮脂の汚れ、スタイリング剤を落とさないまま寝ると、髪の成長を妨げてしまうのだそう。「それに朝は忙しいし、シャンプーが雑になりがちじゃないですか。美髪を作るシャンプーにはコツがあるんですよ」と美容師さん。サロンで施術を受けながらシャンプーのアドバイスを聞いて、その日から夜シャン生活をスタートしました。

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シャンプー前のブラッシングで汚れ落ちUP



今まで私のしていたシャンプーと大きく違うのは、シャンプー前にブラッシングをすることでした。ブラッシングで絡んだ髪をほぐし、髪に付いたほこりやちり、抜け毛などを取り除きます。私の髪はベタつきがちでほこりやちりが付きやすいので、シャンプー前のブラッシングが特に効果的なのだそう。

ブラシは絡んだ髪をほぐしたら、上から下へとかすのでなく毛先から根元へかけておこないます。その際、地肌を傷めないよう、ブラシで地肌をこすらないようするのがポイント。そして、予洗いも今までは髪全体が濡れる程度で終えていたのですが、地肌まで湯が行き渡るまでおこないました。

ブラッシングと予洗いを丁寧にすると、指通りが良くなってこれまでとはシャンプーの泡立ちが違いました。ちっとも泡立たなくて追いシャンプーをしていたのがうそのよう。1プッシュで十分に泡立つようになりました。

美容師さんのアドバイス通りに指の腹で地肌を洗うのも、マッサージしているようで気持ち良く、シャンプータイムが楽しくなりました。