コンディショナーは毛先中心に



美容師さんと話してわかったのですが、私の髪の不調の原因はもう1つ、コンディショナーの使い方にあったのです。傷んだ髪に潤いを与えようと、髪と地肌全体にたっぷりとコンディショナーを付けていたのですが、これが大きな間違いでした。

コンディショナーは毛の表面をコーティングして指通りを良くするためのもので、頭皮に付けると毛穴をふさいで髪の成長を妨げてしまうのだそう。シャンプーを洗い流した後に、水気を切ってから適量を毛先から髪の長さの中間部分まで付けるのが良く、多く付けても効果は変わらないそうです。

ちなみにトリートメントは髪の内部に栄養を与えるアイテムで、コンディショナー同様に地肌に付けるのはNGだそう。どちらかだけでも大丈夫ですが、髪の傷みが気になる人は、シャンプー→コンディショナー→トリートメントの順に使うと良いそうです。

そして、美容師さんのアドバイスを参考にシャンプーを夜するようになって1カ月くらいで髪質が変わってきました。髪がベタつかなくなり、うねりも減って、髪がまとまりやすくなりました。何よりもうれしいのは、ツヤが出て懐かしの天使の輪が私の髪に戻ってきたことです。

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まとめ

髪質が変わったのは加齢のせいだからと諦めていたのですが、毎日しているシャンプーの方法を変えただけで、うれしい変化があり驚きました。ハリ・ツヤのある髪を作るには、シャンプーで地肌の健康を守ることが欠かせないようです。

そういえば、アラフィフになって減っていた髪も増えてきた気がします。これからも夜のシャンプーを続けたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。

著者/蛭田 さちこ
50代。音楽と手作りが大好きなアラフィフ。30代のころの体型を目指してダイエットをしている。