がん保険にはどんな種類がある?保障内容や給付金の種類をわかりやすく解説

がん保険の保障期間の種類

がん保険の保障期間は、一生涯保障が続く「終身型」と一定期間を保障する「定期型」の2種類に分けられます。

一般的に保障内容が同程度であれば、定期型の方が終身型よりも安い保険料で加入できます。

終身型のがん保険

終身型のがん保険は、保障が一生涯変わらずに続くのが特徴です。

がんの罹患リスクは年齢を重ねるにつれて高まっていくため、基本的には終身型の保険で備えておいた方が安心できるでしょう。

ナビナビ保険が独自に行ったアンケート調査では、6割以上の方が終身型のがん保険に加入しています。

また、基本的に保険料も加入時のまま一定なので、途中で保険料が高くなることにより、家計への負担が増える心配もほとんどありません。

定期型のがん保険

定期型のがん保険は、一定期間のみを保障するがん保険です。歳満期と年満期の2種類があります。

定期型のがん保険の満期

歳満期:60歳や65歳など被保険者の年齢で保険期間を区切るタイプ

年満期:10年や20年などの年数で保険期間を区切るタイプ

定期型のがん保険は、終身型よりも割安な保険料で加入できる傾向があり、更新をするたびに保険料は高くなることがほとんどです。

そのため、子供の教育費や住宅ローンの負担が重く、なるべく保険料を抑えてがん保障を備えておきたい方や、更新の度に新しい保険への見直しを検討したい方に向いているでしょう。

保険期間とは?払込期間との違いや選び方について解説

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保険料払込期間の種類

がん保険の保険料払込期間は、保険期間によって違いがあります。

定期型の場合、保険料払込期間は一般的に保険期間と同じです。

終身型の場合は以下の表のように、終身払いまたは有期払いが選択できることが多くなっています。

保障内容が同程度であれば、終身払いの方が1回あたりに支払う保険料は低くなるため、保険料の負担を抑えたい場合は終身払いを選択したほうがよいでしょう。

一定年齢までに保険料の払い込みを終え、なるべく老後の支払いを減らしたい場合などは有期払いを選択するのも一つの方法です。

がん保険の種類について詳しく紹介しましたが、自分に合った商品がわからない人は、一度保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみましょう。