俳優の前山剛久氏が、24年10月10日、SNSにストーカーを演じるショートドラマを公開した。前日の9日に出演予定だった舞台が上演見送りになったことを謝罪した前山氏だったが、謝罪後初の投稿となったその内容に、批判の声が寄せられている。
謝罪動画で「お芝居を続けたいという一心」伝える
前山氏は、21年12月に急逝した俳優の神田沙也加さんと交際しており、神田さんの急逝後、「週刊文春」により前山氏が神田さんに暴言を吐いていたことなどが報じられた。前山氏は22年1月に心身の不調による治療のため活動休止し、同年6月には所属事務所を退所していた。
その後24年9月に、舞台「ある日の通り雨と共に」に出演することを告知。しかし、共演予定だった俳優2人が出演を辞退し、さらに20日には主催団体の公式Xが上演自体の見送りを発表した。
この事態を受け、前山氏は10月9日、YouTubeチャンネルとTikTokに謝罪動画を公開。「先日の舞台の一件で、皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と頭を下げた。
「すべて諦めてすべて終わりにして楽になってしまったほうが良いのかなとも考えました。けれど、生きて頑張りたいなとも思いました」と明かし、「こうしてYouTubeを撮っているのも、お芝居を続けたいという一心のもとです」と芝居への情熱を訴えた。
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ストーカー役演じ「おい、なんで無視すんの?」
翌10日、前山氏は謝罪後初となる動画をYouTubeのショートとTikTokに公開。概要欄には「エレベーターに乗り込んで来た時終わったと思った…」「#ショートフィルム #ショートドラマ」などと説明されており、動画では前山氏が一人芝居でストーカー役を演じている。「被害者視点」から見えるストーカーをとらえたショートドラマ、という構成のようだ。
スマートフォンのカメラを構え笑顔を浮かべた前山氏が、エレベーターの中で「ねえ、会ったことあるよね?」などとカメラに向かって話す。そして、反応がないとわかると、突然語気を強め「おい、なんで無視すんの?」と詰め寄る、という内容となっている。
YouTubeのコメント欄には、「謝罪動画から一発目がこれとは…もはやすげぇわ」「謝罪の後、よくこんなの出せるよな」「怖くて動悸がしました 表に出てこないで欲しい」「反省なんてしてないじゃん…心の底から申し訳ないと思ってたらこんな動画出せないよ…」など、批判の声が寄せられている。