サッカー26年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が2024年10月10日に各地で行われ、グループBの韓国がアンマン国際スタジアムでヨルダンと対戦し2-0で破った。

ヨルダンのラフプレーで韓国2選手が負傷交代

敵地で快勝した韓国だが、複数のメディアがヨルダンの「非紳士的」プレーに怒りを示し、試合を裁いた日本人の木村博之主審に不満をぶつけた。

韓国、ヨルダンともに1勝1分けで臨んだ試合は、前半38分に韓国が先制。韓国は後半に入っても攻撃を緩めず、後半23分に追加点を入れ2-0で勝利した。

韓国はこれで2勝1分けの勝ち点「7」とし、グループBで首位に立った。敗れたヨルダンは1勝1敗1分けでグループ3位に後退した。

9月10日のオマーン戦に続く勝利を、地元メディアが一斉に速報した。2-0の快勝に沸く一方で、各メディアが指摘したのがヨルダンのラフプレーだ。

試合開始からヨルダンのラフプレーに悩まされ、2人の選手が負傷交代する事態に。地元メディアの怒りは、ヨルダンのラフプレーに加え、笛を吹いた主審にまで及んだ。

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韓国のサッカー専門メディア「木村主審の傍観が残念である」

地元メディア「OSEN」(ウェブ版)は、「日本の審判は本当にやりすぎ ヨルダン暴力サッカー放置→選手続々負傷」とのタイトルで記事を公開した。

記事では「日本の審判が選手たちの負傷につながるプレーを傍観した」とし、「ヨルダンは終始荒々しかった。一枚上の韓国の攻撃を阻止するため、激しいバックタックルを躊躇しなかった。日本の審判がカードを出すのを躊躇し、韓国選手だけが犠牲になった」と不満をあらわにした。

サッカー専門メディア「インターフットボール」(ウェブ版)は、「ヨルダンに警告1枚しか与えなかった…ファン・ヒチャン、オム・チソンの負傷を誘発した日本審判の怠慢」とのタイトルで記事を展開した。

記事では「木村主審はほぼ傍観者レベルだった。ファウルで中断することもあったが、ヨルダン選手をコントロールするためには警告を与えるべきだった」と指摘し、「木村主審の傍観が残念である」と締めくくった。

韓国は15日にグループ2位のイラクとホームで対戦する。