3.履歴書・職務経歴書・面接別の注意点

自己PRは、履歴書や職務経歴書、面接などのシーンによって、注意すべきポイントがやや異なります。

履歴書の場合は、少なくとも記入欄の8割以上を埋めるようにしましょう。短すぎる自己PRはマイナスな印象を与えてしまいます。反対に、記入欄が小さく伝えたい内容を書ききれない場合は、詳細なエピソードや応募先で貢献できることは省略し、面接や職務経歴書で補足しても構いません。

職務経歴書の場合は、履歴書のような記入欄や文字数の制約はありません。しかし長すぎてもまとまりのない文章となってしまうため、自己PR一つにつき150〜300字程度を目安にまとめます。ページ数に余裕があれば(一般的にはA4用紙1〜3枚)、自己PRを2〜3つ記載しても良いでしょう。

面接の場合は、「自己PRをしてください」という直接的な質問のほか、「あなたの強みを教えてください」「あなたの長所は何ですか」などの聞かれ方をする場合もあります。いずれの場合も結論から述べ、続いてエピソード、貢献できること(志望動機)で締めくくります。回答時間はあまり長くなりすぎないよう、1分以内を目安にまとめましょう。

Point|履歴書・職務経歴書・面接で一貫性を持たせることが大切

自己PRを履歴書や職務経歴書、面接など複数の場面で使用する場合は、それらの内容に一貫性があるかどうかチェックしましょう。例えば履歴書には「思い切りがいい性格」と記載したにも関わらず、面接で「慎重に物事を進めます」と話すと、矛盾が生じてしまいます。

ただし、一言一句同じ内容にしてはせっかくのアピールチャンスが無駄になります。「履歴書に書ききれなかった詳しいエピソードを面接で話す」「履歴書に書いた長所と関連のある強みを職務経歴書に書く」などであれば、一貫性を保ちながら幅広く自己PRができます。

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4.看護師の自己PR例文

経験年数別の例文

経験分野別の例文

強み/長所別の例文