デンマークで日常的に食べられているという「スモーブロー」は、肉や魚介、野菜などを美しく盛り付けたオープンサンド。この名物料理がコペンハーゲンを代表する特別な場所で味わえます。

光が差し込む美しいパティオで
デンマーク屈指の美術品に囲まれて昼食を

デンマーク王室御用達のビール会社「カールスベア」創業家のカール・ヤコブセンが集めた膨大なアートコレクションが寄贈され、1888年に設立された美術館。建物の中には緑生い茂るウィンターガーデンがあり、併設されたカフェ「Picnic」では、地元のオーガニック食材を使った料理も楽しめます。


カフェ「Picnic」のスモーブロー。薄くスライスされたズッキーニとプリプリとした歯ごたえの小エビを甘酸っぱいソースで。座席数が多くないので予約がおすすめ。

ドーム型の天井から差し込む光が南国の植物を生き生きと見せるぜいたくな空間は、地元っ子の憩いの場所にもなっているそう。

エジプト、メソポタミア、ローマなど、歴史を知る上でも貴重なコレクションは10,000点以上。彫像が一堂に会する空間に圧倒されます。

Glyptoteket ニュー・カールスベア美術館

Dantes Plads 7, 1556 København,デンマーク

10:00~17:00(火、水、金~日)、10:00~21:00(木)、月曜休

入場料:大人125 DKK、27歳未満/学生95 DKK、10人以上のグループ (まとめて支払いの場合)1 人あたりDKK 110、18歳未満は入場無料

HP:https://glyptoteket.dk/

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市内一高い場所にあるレストラン
絶景とともに味わうスモーブローは格別

「Tårnet」とは、デンマーク語で「塔」のこと。コペンハーゲンの中心部に位置する「クリスチャンボー城」を象徴する尖塔の4階フロア、市内一高い位置にあると言われるレストランが「Meyers i Tårnet」です。ランチのメイン料理は「スモーブロー」。歴史を刻んだ厳かな空間で特別な時間を過ごして。


デンマーク料理の伝統を大切にしながらモダンさもプラス。旬の食材を活かしたスモーブローは種類も豊富。どの具材にするか選ぶ時間を楽しんで。

天井までの高さはなんと11m。重厚な石造りの壁に配された彫刻の中には、200年以上前のものもあるのだとか。しつらえの美しさにも目を見張ります。

レストランからエレベーターで展望台へもアクセス可能。コペンハーゲンの街並みをパノラマで、この高さから望める貴重な場所です。

Meyers i Tårnet マイヤース イ トルネット

Christiansborg Slotsplads,1218 København,デンマーク

ランチ11:15~16:30(火~日)、ディナー17:30~22:00(火~土)、月曜休

HP:https://norrlyst.dk/taarnet/

撮影:白井裕介 取材・文:鈴木香里
取材協力:Visit Copenhagen
https://www.visitcopenhagen.com/
スカンジナビア航空
https://www.flysas.com/jp-ja/