暑い日が続き、体がだるくなる夏休み。2024年はそれに加え、精神的にもしんどい状態となりました。それは、受験生である中学3年の息子の存在です。夏休みは、受験生にとって勝負のとき! ですが、受験生である息子本人の意識は薄く、やる気スイッチがいまいち作動しません。そんな様子に私がひとりイライラし、眉間のシワが濃くなる一方。鏡を見るたびにため息が出ました。

初の三者面談にドギマギ

夏休み前に、先生と私、息子で初の三者面談がありました。息子の成績はあまり良くないと予想していたので、とても気が重かったです。それでも「しっかりと進路を検討しています!」という姿勢だけは見せたくて、面談前に息子と志望校をある程度は決め、オープンキャンパスの予約もしました。息子は塾に行っておらず模試を受けたことがなかったため、夏休み中に模試を受ける予約もしました。ある程度の根回しはして面談に挑みましたが、実際の成績はやはり予想通りで、前回よりもかなり下がっていて、あまりかんばしくないようでした。

三者面談では、最初は学校生活のことをさらりと聞かれ、本題はやはり進路の話でした。「夏休みの過ごし方で変わってきますので」と先生にピシャリと念を押され、不安と緊張で変な汗が出ました。夏休みの課題一覧や休み明けの実力テストの範囲などを先生は息子ではなく私に渡したので、まるで「親子で受験対策をしてくださいね」と言われているようで、受験勉強への焦りを感じました。

(広告の後にも続きます)

受験生のいる夏休みは、親もしんどい

三者面談後、家に帰り早速息子と夏休みの計画を立てました。学校の宿題と、1、2年生の復習を中心に計画したものの、息子のやる気のなさにイライラしました。息子はのんびり屋でチャレンジ精神が低く、できればラクしてさぼりたい気持ちが強いタイプです。しかし、さすがに受験生の夏休みとなれば、このやる気のなさでは困ります。とりあえず、一番苦手な数学だけでも塾で夏期講習を受けるよう説得し、他の教科は家で学習できるような計画を立てました。

そんな感じで、夏休みがスタート。息子がちゃんと勉強しているかを見張りつつ、やる気を起こさせたいのにうまくいかず、私は心身ともに疲れるばかりでした。一番は、息子自身が受験生としての自覚がなく、自ら勉強をしないことがつらいのです。私の表情もかなり険しかったと思います。何度も「勉強はどう? わからないところはない?」と聞いても、「うーん、どうかなぁ~」と気のない返事でした。

結局夏休み当初は、私がガミガミ怒ってばかりで、喉がガラガラに。生理も予定の日を過ぎても来ず、生理痛に似た症状だけがありました。腰やおなかが痛かったり頭痛がしたりで鎮痛剤を飲んでしのぎました。