受験生としての自覚がやっと芽生えた
どうしたら息子が自ら勉強に取り組んでくれるのだろうとずっと考えていました。そんな中、初の塾での夏期講習がスタート。塾へ行くのも乗り気ではなく、とりあえず苦手な数学だけ回数の一番少ない4回申し込みました。息子が塾から帰って来たのですぐさま「どうだった?」と聞くと、「皆すごく集中して勉強していた。自分が苦手なところが多くあったけれど、わかってきた」と、言うのです。今までにない前向きな言動や反応に私は少し希望が見え、心の中でホッと安堵しました。
そして、夏休み中に希望校のオープンキャンパスへ参加。「学校までの道のりや社風などをまた教えてね」と、息子を送り出しました。帰って来ると、希望校の在校生の様子、カリキュラムや校則、部活の内容などを教えてくれ、息子の表情がいつになく真剣であると感じました。
それ以降の息子は、何かに刺激を受けたのか心境の変化が見られました。何度も学校の資料やパンプレットを眺めていましたし、自ら勉強をするようにもなりました。それからの私は息子にガミガミ言うのをやめ、見守るようにしました。遅れていた生理も、50日ぶりに来て、ホッと安心しました。
(広告の後にも続きます)
まとめ
受験生のいる夏休みが、親子ともどもこんなに不安やイライラとした感情に陥るなんて思ってもみませんでした。特に夏休み当初は息子との関係が最悪で、家中が負のオーラ。私自身も心身ともにヘトヘトで、表情や見た目も老けていたことでしょう。不安で眠れない日もあり、なんだか白髪も増えたようでした。
でも、息子のやる気が芽生えてくれたおかげで、平穏な日々に戻り、不眠も解消し、心にゆとりがもてるようになりました。そして私も時々受験問題を解いてみると、それがなかなか良い脳トレにもなりますし、問題を一緒に解くことで、息子の頑張りも感じられました。まだまだ、受験まで道のりは長いですが、親子で頑張りたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:泉カンナ/40代。子ども2人を育てる母。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたい。
イラスト/山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!