会社員時代、夏が訪れるたびに、ある特有のにおいに悩まされていました。汗のにおいにアーモンドの香りが混じったような、何とも言いがたいにおいです。決して耐えられないほどではないにせよ、気にせずにはいられませんでした。
あまりの悪臭にセルフチェックするも
「周囲に迷惑をかけているかもしれない……」 。そんな不安を抱えつつ、トイレの個室でこっそりとセルフチェックをしてみることに。夏場は速乾性のある化学繊維の服をよく着ていたため、まずは汗がたまりやすい脇の部分に鼻を近づけました。ところが、意外にもあのアーモンド臭はしません。
次のチェックポイントとして、洋服の襟元を広げて深呼吸。すると、鼻を突き抜けるように例のアーモンド臭が広がってきました。発生源はどうやらこのあたり。しかし、服自体や自分の肌からはそれほどにおいはしません。どこからこのにおいが発生しているのか、謎は深まるばかりでした。
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悪臭の正体が…!
その日はそのまま仕事を続け、なんとかやり過ごしましたが、帰宅して部屋着に着替えた瞬間、ついに犯人が明らかになりました。なんと、アーモンド臭の正体はブラジャーだったのです。特に汗がたまりやすい谷間の部分のにおいが強烈で、思わず「おおっ!」と声を上げてしまうほどでした。
調べてみると、特に夏場はブラジャーをこまめに洗わないと、汗が布地に染み込んでにおいが残りやすくなることがわかりました。