生活は変わらないんですよね?
その日以来、私は義両親が来そうな休日は出かけるようにし、なるべく顔を合わせないように過ごしていました。スマホに着信は何度もありましたが、すべて無視を決め込んだのです。
数週間後。珍しく夫と休日が重なり、家族3人でのんびりしていると……。玄関のチャイムが鳴りました。
「どういうこと? あんた、どうしてくれるのよ!」
そこには、金切り声でわめく義母が立っていました。聞けば、昨日から家の電気がつかないのだとか。そう、義両親の電気代は、夫が彼らへの仕送り用に使っていた口座から引き落とされていたのです。先日のことがあり、私はこの口座からすっかりお金を移動。引き落としできないようにしていました。
お金を要求してきた義両親でしたが、「5万程度じゃ生活は変わらないんですよね?」とバッサリ。
これまで、夫にウソをついてお金をせびって生活費を浮かせ、年金でぜいたくをしていた義両親。これに加えて私への態度を目の前で見た夫は顔を真っ赤にして激怒しました。
「これまで支えてくれていた嫁をないがしろにして、生活が苦しいなんてウソまでついて金をせびる親はもう面倒を見きれない!」と宣言し、義両親を追い返しました。
その後、ぜいたくに慣れていた義両親は、生活レベルを調整するのに苦労をし、喧嘩も増えたよう。一方の私たちは、仕送り分を娘のために貯金することに。子どもにはお金をせびるのではなく、できるだけのことをしてあげたいと思っています。
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仕送りをもらっていたにもかかわらず、嫁に横柄な態度で接していた義両親……。感謝の気持ちさえ伝えていてくれたら、仕送りだって続けていたかもしれません。すべて自業自得ですね。
著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと
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