過酷な状況下で見えた人々のやさしさ
しかし、この困難な状況で私は人々の思いやりに触れることができました。接客していたお客さまは怒るどころか、むしろ体調を崩したお客さまを気づかってくださいました。周りのお客さまも、じろじろ見たり野次馬になったりすることなく、静かに通り過ぎていきました。
たしかに、その場にいることは身体的にも精神的にもつらいものでした。接客を終えた後、私も少し休憩を取らざるを得ませんでした。出入り口付近で深呼吸を繰り返し、鼻についたにおいを消して吐き気を治めるのに時間がかかりました。清掃後も残るにおいに、通るお客さまがけげんそうに辺りを見回す中、私は勤務終了時間までドキドキしていました。
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まとめ
今回のことで人々のやさしさと理解の心を目の当たりにしました。誰もが体調を崩す可能性があります。自分自身も「明日はわが身」と感じ、他人事ではないと思いました。この経験は、人間の弱さと強さ、そしてやさしさを深く考えさせる貴重な機会となりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:長谷川さつき/30代女性・パート
イラスト/きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!