2024年10月17日をもってロックバンド「RADWIMPS」を脱退したギターの桑原彰さんをめぐり、その後の動向にSNSで注目が集まっている。
「メンバー間において少しずつ考え方や想いに相違が…」
RADWIMPSは17日、バンド公式サイトを通じて桑原さんの脱退を伝えた。脱退の理由については「20年以上にわたり活動を共にしてきた中で、メンバー間において少しずつ考え方や想いに相違が生まれ、話し合いを重ねてきましたが、このような結論に至りました 」と説明している。
あわせて、ボーカルの野田洋次郎さんは、桑原さんの脱退に際し「15歳から一緒に音楽を鳴らすことができて、心から感謝です。これからの桑原の人生もずっと応援しています」とコメントを発表した。
20年バンド活動をともにしたメンバーの脱退にもかかわらず、短いコメントにとどめた野田さんの胸中について、SNSでは「野田さんのコメント。沢山の言葉を紡いできたあの人のコメントが、たったの3行」「野田洋次郎のコメントがあまりにもあっさりしててなんか切ない」など推し量る声が相次いでいだ。
(広告の後にも続きます)
「古着屋さんの事は悪く言わないで」
そうしたなか桑原さんは、脱退発表後まもなく、新たにビンテージTシャツショップ「KuwaKuwaT-shirts」をインターネット上にオープンした。
ショップのサイトでは「たくさんTシャツを集めていて気づいたらTシャツ屋になりました。まだまだ新参者ですがよろしくお願いします!」とコメント。トップページには、倉庫のような場所に山積みされた大量のTシャツの真ん中に立つ桑原さんの写真が掲載されている。
もっとも、桑原さんと「ビンテージTシャツ」をめぐっては、海外でビンテージTシャツ100枚を大量購入したことで、過去に野田さんがインスタグラムを通じて苦言を呈したことも取りざたされている。
SNSでは賛否を呼んだ。Tシャツは強気な価格設定で、転売ヤーかなど冷ややかな声もあった。注目を集める中、桑原さんは19日にX(くわ(本物)@kuwakuwakuwa444)を通じ「僕の事は転売ヤーでも不倫ゴリラとか何と言っても構わないですが古着屋さんの事は悪く言わないでほしいです!」と投稿。
続けて、「古着屋の皆様はみんな仕入れの時は朝から晩まで古着の山から自分で選んでものすごい遠いところまで行って仕入れてかなりの労力を使っています! 僕は立派な職業だと思います!」と訴えた。