3.階段リフォームの費用を抑える方法

この章では、階段リフォームで注意すべき点や、無駄を省いて費用を抑える方法をご紹介します。

3-1.見積もりを取り、比較・検討する

どのリフォームにも当てはまることですが、リフォームを成功させたいなら、複数の業者から見積もりを取り、それぞれを比較し検討することが重要です。信頼できる業者なら丸投げをしてもいいと考える人も多いようですが、信頼してよかったかどうかは工事が終わって実際に住んでみないと分からないものです。

また、満足のいく階段リフォームをしてもらうためには、予算や使用する床材などをよく相談してから工事に取り掛かってもらうことも大切です。

3-2.介護保険の適用

要介護1~5や要支援の方の住宅で階段リフォームが必要な場合は、リフォーム費用の9割(上限20万円)の補助があります。

一度の工事で20万円に達しなくても、差額は次回以降に持ち越すことが可能です。さらに、要介護の度合いが著しく重くなった場合や、引越しをした場合には、新たに20万円までの補助を受けることができます。

ただし、補助金の対象となるのは下記の工事に限定されているので注意しましょう。

手すりの取り付け

床段差の解消

滑り防止

移動しやすくするための通路面の材料変更

上記に付帯する工事

3-3.補助金の活用(自治体)

住居環境の向上を目指して、リフォーム費用の一部を助成している自治体もあります。高齢者向けの住宅改修補助金事業で階段リフォームに補助が出る事が多いようです。

お住まいの地域の役所に問い合わせて、階段リフォームに使える補助金があるかどうかを確認してみましょう。

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4.まとめ

階段のリフォームは少額で済む工事もあれば、費用がかかるも工事もあり、工事の内容もさまざまです。費用だけにとらわれると、最適な階段リフォームができない場合もあります。

ご自宅の階段の状況を正しく把握し、抑えられる費用はしっかり抑えれば、より満足のいく階段リフォームとなるでしょう。

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