はさみで髪を切り、徐々にショートカットへ



白髪が目立たないとわかるとがぜんやる気が出てきましたが、実は課題もありました。電動バリカンを使うと、髪をすくときに髪を引っ張り過ぎて傷むのか、毛先が丸まってしまうのです。引っ張らないようにゆっくり注意して動かすのですが、どうしてもうまくいきませんでした。

そこで、最初にカットしてから1カ月くらいしてまた髪が伸びてきたなと思ったときには、電動バリカンを使うのをやめて、思い切ってはさみでカットすることにしました。はさみは100円ショップで買った一般的なもの。

髪は乾いた状態で、はさみを下から上に縦に立てた形で、鏡で見える顔の横の髪から少しずつカットしていきました。左右の長さがそろったら、手を後ろに回して後ろ髪も手探りで同じようにカット。肩上までの長さにカットして、重いと思ったところにさらにはさみを入れました。はさみで髪全体をカットするのは初めてなのでちょっとドキドキしましたが、やればできるものだなと思いました。

今では、月に1回ほどはさみで髪をカット。そして、3カ月に1回ほど髪のボリュームを自然に整えたいと思うときだけ、はさみのあとにヘアトリマーを使用しています。

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まとめ

何度もカットするうちにだんだんと自信が付いてきました。最初はmm単位で切っていたのが、そのうち1cmくらいずつ切れるようになり、現在は2~3cmくらいずつバッサリ切れるように。今は、サイドは耳が半分出るくらいの長さ、後ろはうなじが隠れるくらいの長さで、だいぶすいているのでボブの面影はなく、すっかりショートヘアです。

短くなったことでさらに白髪は目立たなくなり、もう毛染めを考える必要もありません。最近は「ショートヘアが似合うね」と言われ、試してよかったと思います。美容師さんのようなプロの技術には劣るけれど、切りたいときに髪を切れるのはすごくラク。この年で、自分でできることが増えたことにも感動しています。今までできないと思っていたことにチャレンジする喜びを実感。髪のカットはこれからも自分でしようと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

著者/木原 優実
50代・パート。平日はパートで働きながら家計を支える主婦。休日にテレビを見ながらハーゲンダッツを食べるのを楽しみに日々頑張っている。