名前の由来や花言葉


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ミリオンバンブーの「バンブー」は、竹という意味。ミリオンバンブーが竹に似ていることから名付けられたようです。学名のDracaena(ドラセナ)は、雌の龍という意味の「ドラカイナ」から来ています。これは、ドラセナ属のリュウケツジュから、その名の通り赤い樹脂が採れることに由来します。また、種小名のsanderianaは、ドイツ系イギリス人のラン研究家であるHenry Frederick Conrad Sanderにちなんで名づけられました。

花言葉は、「開運」「幸運」「長寿」。竹は昔から縁起のよい植物とされてきたため、ミリオンバンブーもそのようなイメージから付けられたようです。

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ミリオンバンブーと同じ属に分類される仲間

ミリオンバンブーが属するドラセナ属の仲間には、ほかにも観葉植物として親しまれている植物があります。ここでは、その中から日本でもよく流通している代表的なものをいくつかご紹介します。

ドラセナ・フレグランス


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ドラセナ・フレグランスは、太くまっすぐ伸びた幹が特徴で、枝先に集まる葉がトロピカルな印象。高い空気清浄能力があるとされ、成長も緩やかで管理しやすい観葉植物です。特に園芸品種のマッサンゲアナは、「幸福の木」という別名を持ち、贈り物としても人気があります。

ドラセナ・コンシンネ


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直立に伸びた幹に細長くシャープな葉を持つドラセナ・コンシンネ。「真実の木」という別名でも流通しています。葉縁には赤い覆輪が入り、スタイリッシュなカラーリーフとしても楽しめます。

ドラセナ・リフレクサ


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ドラセナ・リフレクサは、ドラセナ・フレグランスなどに比べて柔らかく曲がりながら育つ幹と、明るい葉色が特徴です。有名な園芸品種に、緑の葉に黄色の覆輪が入る‘ソングオブインディア’や、反対に葉の中央に黄色の斑が入る‘ソングオブジャマイカ’などがあります。