今まで食べなかった食品も摂取するように

2度目の栄養指導では、貧血対策として鉄やビタミン・ミネラルの摂取量を増やす食事療法を教わりました。具体的には、鉄分の多い赤身肉、レバー、大豆製品を増やし、鉄の吸収率を高め赤血球を作り出すために必要なビタミンCや、ビタミンB12の多い魚介類、あさり、卵、チーズなどを増やすことです。

また、わが家では大豆料理が多くたんぱく質の摂取量は多いと思っていたのですが、量が十分ではなく特に赤身肉、乳製品、卵などの摂取量が圧倒的に少ないことが判明。

そこで、これまであまり食べなかった卵やチーズ、苦手なので調理しなかったレバー、あさりなどを意識してとるようにしました。特に卵にはたんぱく質のほかに鉄分、カルシウム、ビタミンA、B1、D、Eなども豊富に含まれているため、1日あたり2個/1人は摂取するように。さらに、肉というと鶏肉中心であったわが家の食卓に、豚や牛の赤身肉が頻繁に登場するようになり、大豆食品も1.5から2倍量に増やすため豆乳や納豆を多く摂取し続けました。

また、ビタミンやミネラルの多い食品を探すために調べたり、娘の食事改善の手助けをしたりしながら、私も自然と自分の食べるものに注意を向けるようになりました。

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今では栄養に優れた食品を探す毎日 

病院での栄養指導をきっかけに、栄養バランスに優れた食品を探す毎日に変化しました。娘は今ではお弁当を自分で作っているのですが、食品の成分を確認してから献立を考え買い物をするように。

「TANPACT」(明治)という乳たんぱくに特化したシリーズ製品や、カルシウムや鉄、ビタミンを多く含むヨーグルト、たんぱく質の多いギリシャヨーグルト、たんぱく質や鉄、カルシウムの添加された「グラノーラプラスシリーズ」(カルビー)などをスーパーなどで見つけてくるようになりました。

そして、私自身も炭水化物と糖類の多い和菓子やケーキ、クッキーなどのおやつから、グラノーラフレークに牛乳または豆乳、グラノーラバー、エネルギーバー、鉄分豊富なドライプルーン、小魚、アーモンドなどに徐々に変化していきました。今では好みの製品や新製品をコンビニやスーパーで探すことが、私たちの共通の趣味になりつつあります。