海外旅行に行く人にとって、意外とかかる出費が海外旅行保険代です。毎回旅行会社に促されて保険に入っているけれど、これってクレジットカードについている保険だけではダメなのかな?と疑問に思っている人が多いのではないでしょうか。

海外旅行保険とは?

海外旅行中のケガや死亡・後遺障害・治療費用や、賠償責任、携行品損害、救援者費用などの危険(リスク)を補償します。保険期間は「海外旅行を目的として家を出てから帰宅するまで」なので、国内で移動中に起きた事故にも対応しています。

海外旅行保険の補償の対象となる主な事故例としては、次のようなものが挙げられます。

1. 自分がケガや病気をして入院・治療を受けた
2. 他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりした
3. 誤ってホテルの部屋を水浸しにしてしまった
4. 持っていったカメラを落として壊してしまった
5. ケガや病気で長期入院することになり、現地の病院に家族に来てもらった

どうでしょうか?なんとなく「ありそう」な内容だと思います。

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クレジットカードに付帯している海外旅行保険の種類2つ


クレジットカード
【画像出典元】「iStock.com/alexialex」

さて海外旅行保険がどんな時に役立つかを見てもらいましたが、ここで注意点です。クレジットカードに付帯している保険には自動付帯と利用付帯の二つのタイプがあります。ご存知でしたか?

・自動付帯型:カードを所有しているだけで自動的に補償される

・利用付帯型:「旅行代金の支払いをカードで行わなければ補償されない」など、保険適用に一定の条件がある

このように、自動付帯と利用付帯では保険が使える条件が大きく異なります。そのため「クレジットカードに保険がついているから大丈夫」と安心していると、いざというときに実は保険がなかったということになりかねません。ご自身のカードに付帯している保険の適応条件がどのタイプであるかをしっかりと確認しておきましょう。