プロテインを飲むことをやめると…



検査の結果を聞いて、私は子どものころのことを思い出しました。そういえば、牛乳を飲むとおなかをよく壊していたな。牛乳アレルギーではないかと疑われていたけど、「どうしても飲みたい」と親に訴えて少しずつ飲んでいたことを……。

成長するにつれてアレルギー症状も緩和していたので、普段の食生活でも乳製品を意識して避けることは特にしていませんでした。そのため、この検査結果には思いもよらず、とても驚いたのを覚えています。

内科の受診後、ホエイプロテインの摂取は中止することに。張りきって買ったプロテインの大きな袋は、泣く泣くゴミ箱へ……。

ホエイプロテインの摂取をやめると、腹痛はぴたっと治まり、おなかの張りもなくなりました。このホエイプロテイン事件をきっかけに、私は自身のダイエットへの取り組み方を改めて考え直しました。そして、世間で良いと評価されている商品にすぐに飛びつかないこと、自分の体質に合った食生活で健康的に痩せることを決意。

空腹を紛らわすには野菜を食べ、筋力をつけたいときは鶏むね肉を食べるようにし、その後ホエイプロテインは一切飲んでいません。

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まとめ

空腹緩和や筋力アップを期待して飲み始めたホエイプロテイン。まさか子どものころの牛乳アレルギーが再発し、ここまで体調を崩すことになるとは思ってもいませんでした。今後は自分の体質をきちんと把握した上で、ダイエットや筋トレに励んでいきたいと思っています。また、影響力のある人が使っているから良さそう、評価が高いから大丈夫! と偏った認識をしたまま買い物をしないよう反省しました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。

イラスト/サトウユカ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

著者/茨木アヤコ
30代女性。元教員。今はwebライター兼1児の母。仕事は執筆、趣味も執筆。おもしろく、読みやすい体験談をお届けできるよう心がけている。