米大リーグ・ワールドシリーズ第2戦が2024年10月27日(日本時間)に行われ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が盗塁に失敗した際、左腕を傷めた。

試合後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「左肩の亜脱臼」と明かした。肩の筋力や可動域は良好な状態だが、精密検査を経て、数日以内に詳細が分かるという。

山本由伸投手、日本人2人目のワールドシリーズ勝利投手に

大谷選手は7回の第4打席に四球を選んで出塁し、二塁盗塁を試みたが失敗。すると、左腕を抑えて苦悶の表情を浮かべ、しばらく起き上がれなくなった。X上でも心配の声が相次いだ。関連するワードもトレンド入りした。

そうしたなか、大谷選手は同日、自身のインスタグラム(@shoheiohtani)のストーリーズを更新。大谷選手は、ドジャースのインスタグラム(@dodgers)でも公開されている、先発した山本由伸投手の「雄たけび」とこの日の成績を並べた写真をピックアップし、チームの勝利に貢献した後輩の好投をねぎらった。

だが、ストーリーズで流れる続く画像は、その山本投手の「雄たけび」がアップになったものだった。次が、ライオンの子どもが目を細め、牙をむき出しにした画像。山本投手とライオンの顔がそっくりと言いたいのだろうか――そんな後輩をイジるお茶目な投稿となった。

この日の山本投手はニューヨーク・ヤンキースを相手に、7回途中1安打1失点の好投。チームは4-2で勝利した。日本人投手のワールドシリーズ勝利投手は、07年のボストン・レッドソックスの松坂大輔選手以来となる。