2024年10月27日に投開票された第50回衆議院議員総選挙で、東京7区から出馬した自民党新人の丸川珠代氏(53)が立憲民主党元職の松尾明弘氏(49)に敗れた。さらに丸川氏の夫で埼玉9区から出馬した自民党の大塚拓氏(51)が落選し、夫婦で落選する形となった。

裏金問題が響く

丸川氏は自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件をめぐり、パーティー券の還付分822万円を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、党内で「戒告」処分を受けた。今回の衆院選では党による公認こそ得たが、比例代表への重複立候補は認められなかった。

大塚氏も同様に、裏金事件でパーティー券の還付分994万円を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、党内で「戒告」処分を受けた。今回の衆院選では比例での重複立候補は認められなかった。大塚氏は立民新人の杉村慎治氏(48)に約4300票差で敗北となった。

夫婦そろって落選したことについて、SNSでは次のようなコメントが寄せられている。

「裏金夫婦としてのご活動お疲れさまでした」
「裏金ダブルインカム夫婦(大塚拓/丸川珠代)、ともに無職になっちゃう模様」
「国民欺いた裏金議員が立候補するだけでも『えーっ!』なのに、夫婦揃って当選を望むって、ド厚かましいにも程がある…」
「丸川珠代氏も夫婦揃って落選、これから何するんだろうね」
「丸川珠代とそろって夫婦で落選。仲がよくって目出度いことだ」
「夫婦揃って無職は辛い」