アメリカ大統領選で、民主党カマラ・ハリス副大統領の洗練パンツスーツルックの仕掛け人とは?

2024年11月5日(現地時間)に行われる米大統領選挙で、女性初の大統領を目指す、民主党候補のカマラ・ハリス副大統領。選挙活動中、「クロエ」のパンツスーツ姿で登場するなど、強さと女性らしさを両立するファッションも話題を呼んできた。そのスタイリングを手がけているセレブ御用達スタイリスト、レスリー・フレマーとはどんな人物なのか、マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。

4. ハリス副大統領のための「クワイエット・ラグジュアリールック」を考案

ジャーナリスト、ローレン・シャーマンの会報誌『Puck』の情報筋によると、レスリー・フレマーはカマラ・ハリスのチームから(密かに)依頼を受け、エリート主義の決まり文句とはかけ離れた「シックで控えめなルック」を彼女のために作っているという。

その内容は? ダーク系のカラーパレットを使った穏やかな、概してワントーンのパンツスーツ。レスリー・フレマーのスタイルは、ある種のシンプルさが特徴だ。


Bloomberg / Getty Images

シカゴで開催された民主党全国大会の初日に、ハリス副大統領がココナッツ色と名付けられた「クロエ」のベージュスーツを着用しているのを初めて目撃されて以来、レスリーの新しい仕事は米紙『ワシントン・ポスト』によって確認され、ハリス陣営におけるパーソナル・スタイリストの重要な役割を浮き彫りにしてきた。

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5. 影響力の強さと同じくらい控えめな女性

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レスリー・フレマーが同業者と一線を画しているのは、セレブと政治の世界を巧みに行き来する能力であることは間違いない。もしハリス副大統領が彼女に声をかけたのだとすれば、それは(やはり)彼女の思慮深さと現実的なアプローチによるものであり、彼女の仕事がそれを物語っている。

ディオールの顔であるシャーリーズ・セロンと仕事をしようが、ルイ・ヴィトンのアンバサダーであるジェニファー・コネリーと仕事をしようが、レスリーは、ある種の力強い女性らしさを示す、非常に「クワイエット・ラグジュアリー」なルックで、洗練と繊細さを組み合わせる方法を知っていることを証明してきた。

今日、彼女はほとんど愛国的な動きで、その才能を民主党候補に提供し、副大統領が確実に有権者にとって親しみやすく、かつカリスマ的な存在に見えるようにしている。

translation & adaptation: Akiko Eguchi

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