私は若いころからほぼ体型が変わっておらず、体重も56kg前後でした。53歳のころに激務と寝不足で体調を崩し、そこで52kgまで落ち、そのままこの5年ほど51kgから52kgくらいで安定しています。しかしある日、体型の変化に気付いたのです。
筋肉が落ちた!?
お風呂に入っていたときです。なんとなくデコルテの辺りが妙にぺたんこになっていることに気付きました。あれ? 前からこんな感じだったっけ? と思い、鏡で全身を確認してみました。
すると、かなり胸骨(胸の前側中央にある縦長で大きな板状の骨)がくっきりとしており、胸骨と肋骨の間の軟骨(肋軟骨)もはっきりとわかるくらいに見えていました。私は、「胸の肉が落ちている!?」と驚がく。さらに、肩の筋肉もなくなり、以前よりもごつごつと骨張っているように見えるではありませんか。
普段自分の裸を鏡で観察することがなかった私は、非常に驚きました。おばさんというよりは、おばあさんに近いのです。これはショックでした。加齢でバストが下がってくるのはわかっていましたが、デコルテ部分からごっそりという感じで肉がなくなってしまうとは……。これはなんとかならないのだろうかと考えました。
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加齢とともに減る筋肉量
調べてみると、40歳を過ぎると、筋肉量が1年につき約1%ずつ減っていくのだそうです。ということは、今は20%近くも減ってきているということです。私は普段から運動不足でこれといった趣味のスポーツもないため、どんどん筋肉量が落ちてしまっていたのでしょう。筋肉量が下がると、運動能力が下がります。運動能力というとスポーツを思い浮かべがちですが、日常生活でも運動能力が下がると転倒などの危険に見舞われるということです。
いや、まだまだそんな年ではとも思いましたが、年を重ねてもまったく運動をしないでいれば、実年齢よりも体の年齢が何歳も上回ってしまうこともあり得るのではないかと思いました。それに、加齢によりバストが下がるのは仕方ないこととはいえ、なんとか最小限に留めたいものです。