銀座並木通りのホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」で11月から提供が始まる『Blue Topaz Afternoon Tea』。宝石のような琥珀糖で彩られたアフタヌーンティーで、あまりの美しさに開催前から話題に。
見た目だけでなく味も完璧なメニューの魅力を、アフタヌーンティーを手掛けたスイーツ王子とシェフへの単独インタビューを交えて紹介します。
スイーツ王子 いでくんが、味に惚れ込むシェフとコラボ
ホテル3階のオールデイダイニング「NAMIKI667」と、SNS総フォロワー数14万人超のスイーツ王子 いでくんのコラボで生まれた今回のアフタヌーンティー。11月の誕生石「ブルートパーズ」をテーマにしているそうですが、その理由とは?
画像左:「ハイアット セントリック 銀座 東京」ペストリーシェフ 大澤 隆一シェフ、画像右:スイーツ王子 いでくん
いでくん
「10月はハロウィン、12月はクリスマスと季節を感じるイベントがありますが、11月はそういったイベントがないんですよね。逆に季節感に縛られずに自由なテーマでチャレンジできるなと考えました。ハイブランドのお店が並び、古くから世界的にも名高い宝飾店が多い街 銀座をイメージして、このテーマに決めました。
僕はもともとこちらのペストリーシェフである大澤シェフのお菓子の味が好きで、アフタヌーンティーも利用させていただいていました。ご縁があってほかのお仕事でもシェフとお話させていただく機会があり、シェフのお人柄も含めてぜひお菓子のお仕事でご一緒したいと感じ、ラブコールを送って実現させていただきました」
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ラグジュアリーな見た目を追求。海外で話題のジオードケーキも
プレート上に並ぶスイーツには、チーズケーキやマカロン、シュークリームといったなじみ深い品がラインアップ。そのほとんどに、鉱石のように光を含んで輝く琥珀糖があしらわれています。
琥珀糖はただのデコレーションではなく、スイーツをより美味しくするためにも活躍。シュークリームにはラム酒、ティラミス仕立てのタルトにはコーヒー風味と、それぞれ異なる味わいの琥珀糖が使われています。
ぽてっと丸いフォルムが可愛いマカロンに使われているのは、薔薇味の琥珀糖。美しい水色の生地にラズベリージャムと薔薇のクリームがサンドされており、やさしく薔薇が香ります。さわやかなジャムと甘い琥珀糖のバランスがよく、しっかり厚みのあるサイズ感も相まって幸せな気分に。
別のプレートで提供される『ジオードケーキ』は、輝く鉱物のようなデザインをあしらったスイーツ。琥珀糖が使われることが多く、“食べられる宝石”と呼ばれるラグジュアリーな見た目から、ウェディングケーキや誕生日ケーキとして海外で人気となっています。
このアフタヌーンティーのジオードケーキは、オーガニックチョコレートムースを大理石風にホワイトチョコレートでコーティングしたひと品。ムースは上品な甘さで、チョコレートの香りとコクが豊かに広がります。周りに飾られたラム酒と洋梨の琥珀糖は、好みの量をケーキと一緒に食べることでより贅沢な味わいに。
いでくんが「一つ食べていただけたらわかります」と自信を見せる、スイーツと並ぶセイボリーは「一つ一つのポーションが、レストランのコースで出される一皿のお料理をギュッとまとめたような!」とアフタヌーンティーセットのセイボリーのクオリティを超えています。
椎茸やマッシュルーム、舞茸とトリュフを合わせたクリームスープは温かく、心が落ちつくやさしい味わい。とろりとしたスープから豊かな香りとうまみが広がり、贅沢な気分に浸れます。
生やボイル、ムースなど様々な食感のカリフラワーがのったタルトは、タルト生地のサクッとした食感とみずみずしい甘みがあり、ペロリと食べられる美味しさ。スイーツのおともと考えるにはもったいなく、セイボリーだけでも訪れたくなる品々です。